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売れるマーケティング戦略

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2021年5月の記事一覧

【売れるマーケ】売り場に“驚き”を!

あるスーパーの売り場に、 1枚のPOPが掲げられていました。 そのPOPを見たお客さまのほぼ100%が、 足を止めてしまいます。 「えっ、どういうこと?」という“驚き”と 興味を持ってしまうのです。 そこに書かれていたコピーとは? 『チラシより安い!』 誰もが気になりますよね。 近づいて見てみると、チラシに載っている価格より、 実際に安く売っているのです。 「どうして、チラシに書かないの?」 と思う人が大半でしょう。 真意は確かめていませんが、 大量に仕入れ過

【売れるマーケ】接客時の会話内容をお礼状に!

常連さんにお礼状を書いているでしょうか。 来てくれることが当たり前になっているので、 改めて礼を言うことを忘れてはいないでしょうか。 日頃から感謝の気持ちを言葉にしていても、 お礼状というカタチで送られてきたら、 お客さまはより親しみを感じてくれます。 自身もお客さまへの感謝を再認識し、 気を引き締めることができます。 時々で構わないので、ぜひお礼状を出してください。 お礼状には、ただ感謝の言葉を述べるだけではなく、 “ひと言”を添えるようにしましょう。 趣味や家

【売れるマーケ】1万円の価値を感じる、1000円の商品を!

「安く仕入れたものをいかに高く売るか」。 これが、商売を成功させる、ひとつの方法です。 ……と言うと、 悪どいボッタクリ商法のように聞こえますが、 ブランド品・高級ホテル・料亭・フレンチレストランは、 どうなるのでしょうか。 原価だけで考えると、 ボッタクリ以外の何ものでもありません。 しかし、これらの業種を ボッタクリだと思う人はいません。 “そういうものだ”と認め、 時には贅沢だと思いながらも、利用しています。 そして、満足を得て、帰って行くのです。 すなわ

【売れるマーケ】生産者・製造元を紹介しろ!

いま、大変な賑わいを見せている「道の駅」。 地場産品をメインに、さまざまな趣向を凝らし、 レジャー施設と言っても良いほど、 お客さまを集めています。 なぜ、そこまで人びとを惹きつけるのでしょうか。 「ご当地ブーム」や「お取り寄せ」の流行が示すように、 人びとは生産している場所、生産している人から、 直接買いたいという欲求を持ち始めたのです。 知らないものや珍しいものへの興味とともに、 その商品を作り出す環境や人のことも 知りたいと思うようになったのです。 その象徴と

【売れるマーケ】戦略のシナジー効果を狙え!

商売で売り上げを伸ばすために必要な基本項目は3つ。 ・お客さまの数を増やす。 ・客単価を上げる。 ・利用回数を増やす。 簡単ではありませんが、 どれか1つでも達成することができれば、 売り上げを伸ばすことができます。 しかし、この3つすべてを達成すれば、 売り上げの伸びは、あなたの想像を超えてきます。 たとえば、年間売り上げが8000万円だとします。 その内訳が、 客数8000人、客単価2000円、利用回数5回だとすれば、 8000人×2000円×5回=8000

【売れるマーケ】地元生産の商品に、地域名を入れろ!

「京野菜」「京つけもの」「京和傘」 「京扇子」「京豆腐」……。 名称に「京」がついているだけで、 何か特別なもののようなイメージを与えています。 京都で作られただけのことなのに。 同じように、「加賀野菜」「加賀友禅」「加賀麩」 などがあり、石川県の名産品です。 京都に習って、さまざまなものに「加賀」をつけ、 加賀百万石をアピールしています。 京都の歴史や加賀百万石とは、 まったく関係のない商品であっても、 地域名を入れることで、その商品にまで、 歴史や権威があるよう