農業が最強のソリューションである
日本における価値とはなんだろう?
一次産業、農業だ
山というアイデンティティ
地震の中で安心して暮らせること
アビトラではなく地産地消
そこで実際に田舎に住んでみた
つまり価値を考えたときに、農業に向き合い始めたギンジ
さて前置きが長くなりました。
価値の高い事業がしたいじゃないですか!
汚染物質を垂れ流して数多の躯の上に立つイノベーションに、本当の価値はあるのだろうか。
経済成長すればするほどエコロジカルフットプリントが高くなり、人類と地球の生存スパンが短くなる。
お、お、お
次はなんの話じゃい!という方、お待たせしました。
30歳の僕は農業に携わり始めている。
人間の本質や価値を考え始めたときに※アービトラージではなく、安定して地元の飯を食べ続けられる。
これこそが美味しくてヘルシーで、なおかつ日本の文化とアイデンティティを守れるソリューションだと思ったからだ。
今日本に起きている危機
医療費高騰、健康問題だ。
ガンの数、簡単に言えば2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで死ぬ。
先進国でがん死が増えているのは日本だけだ。
原因は資本主義、効率と農薬、セントラルキッチンとコンビニである。
サイゼの厨房には包丁が無いというのはあまりにも有名だ。
コンビニの増加とアルツハイマー患者の数は相関関係にあるのだ。
山という資源、そしてアイデンティティ
僕は!海の幸を美味しく食べ続けたい!!!!!
森林伐採をすると土に栄養が無くなり、この循環が途絶えるのだ。
むやみに太陽光だっていれてしまうと太陽が当たらなくなり土が死ぬ。根が貼らないから土砂災害だって起きる。
日本の面積の7割は山林だ。自然豊かな国なのだ。
現代はLCCとインターネットによって時空が縮まり始めた。
TPPや条例改正でまた知らぬ間に添加物表記がさらに消費者にはわかりづらいものとなっている。
野菜が半額になったが、栄養は4分の1になり、農薬は増えた。
みなさんどんな野菜が食べたいですか?
そうやって r>g という経済論理からグローバル資本が日本に流入し、日本は郵政、水道が民営化して市場原理にさらされる。
次第に種の権利を買われ、土地を買われ、山を買われ、水が買われ始めた。
日本の土地から出る水を飲むのに中国に許可をとることになるかもしれない。
アイデンティティとは「記憶」である
アイデンティティとはなんだ。一言で言うとここでは「記憶」と答えたい。
つまり日本のアイデンティティまでもが失われ始めている。
木材の質で言えば、林業世界一位のドイツよりも優れた世界トップクラスの丈夫でしなやかな木を持つ日本。
政策とデザインの差で遅れを取っている。
そして湧水が溢れ続けるという稀有な土地を持つ。
これらは何に担保されているだろうか、山だ。
実際に田舎に住んでみた
無為な問答には飽きたので。己で実践したみた。
完全なオフグリッドとは行かないまでも地球に優しい生活をしてみた。
地盤が埼玉1頑丈で(JAXAが基地をつくるほど)、住民幸福度が埼玉一位の鳩山町という場所だ。
南海トラフと首都直下型が起きても大丈夫な自信がある。
見渡す限りコンビニとスーパーの棚が空っぽになった3,11から十一年。
みんな防災の準備はいかがだろう。
自信が起きても、いつオフグリッドになっても大丈夫な用意があるかな?
物質的にも精神的にも。
みんなが三日間だけ堪えることができれば東京の機能は正常に戻り始めるのだ。
保存食まで作って皆様に届けられたら最高だと思う。
安定して人間が生きられる、という価値。
世界の不安定プレートの2割を集めた地震がほぼ確実に起きるこの日本の地表でこれ以上の価値は無いんじゃないか。
そんなこと、東京で27年間住んでたら何一つわからなかった。
当たり前なのことなのに。恥ずかしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?