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そこをなんとか、これも何かのご縁だと思って① | そこなん#03

福島県いわき市で、地方公務員とフリーランスな奴らが、ただただ、好きなことと面白い(と思える)ことをやるチーム「そこをなんとか」の結成を目指す第3話。
今回は、チームを組む「奴ら」と、その出会いについてご紹介したいと思います。

※トップ写真:左から、イガリ・GD(グッドデザイン)・高木・渡辺・江尻・小松・田村

「あれ、このパッケージ、地元のわりに、カッコいい」

第1話でも言いましたが、4年前の人事異動でキャリア初の福祉部署。
いわきのじじばばや、医療や介護のプロの世界に突入。
その世界が、元気で面白くて美して逞しくて、「これ、ヤバっ!」ってな感じで、そのヤバさを色んな人に伝えたいなぁと思った一年目。

そんな一年目に、普段通いしてるスーパーで、
「あれっ、これ地元のメーカーだけど、いい意味で、”らしく”ねぇな。シャレおつなパッケージだな、オイ」というカマボコに出会います。これです↓

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役所的な話をすると、その時点では、”市”として高齢者福祉の情報発信をするということを決めていたわけでもないし、その発信をする”予算”が確保されていたわけでもないし、当然、上司からそんな指示があったわけでもありません。

でも、いつかは絶対、誰でも通る道なのに、誰にもどこにも”老い”や”死”の話をしたり、それを発信するメディアがない。めっちゃ大事なことなのに。語弊を恐れず言うと”ブルーオーシャン”です。しかも、一番やらなそうな”役所”がやったら、、、

カマボコの会社に連絡したのか、SNSを辿ったのか、今となっては記憶は定かではありませんが、このカマボコパッケージをデザインした人に、俺は会いに行きます。それが、のちに私たちが手掛けた”igoku"というプロジェクトのデザイナーであり、今立ち上げようとしている「そこをなんとか」のトップデザイナーにしたい「高木市之助」です。

初対面で、高木の(当時)事務所兼自宅に行く俺。
挨拶も早々に、いきなり、そこから3〜4時間、一方的にしゃべりまくる俺。
コーヒーを(多分)2杯ほど頂いた後、高木、ぼそり。
「福祉、ヤベーっすね。イガリさん、一緒にやりましょうよ」

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↑高木市之助グラフィック&デザインのHP、超ステキだから、絶対一回見て。

今回のnote、書き始めた時点では、一気に全メンバーとの出会いを書こうと思ってたけど、書く方も、読む方も、長いし重いよねと思い直した。
ここまで書くのに、晩酌もだいぶ進んできちゃったし(笑)。

ということで、今日は、一人目の高木まで。
ちなみに、我々が目指す「そこをなんとか」のテスト版として、高木市之助のYouTubeチャンネルで先行配信した、音楽制作プログラム「Igoku THE HARDWARE」はこちら↓。是非、ご覧&好評価&チャンネル登録、よろしく!


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