「暗黙知の次元」マイケル・ポランニー,2003 #bookreview01
初回の投稿から随分時間が経ってしまいましたが、積読消化の意味も込めて読んだ本の感想をbookreviewとして書いていきたいと思います。bookreview第1回はマイケル・ポランニーによる「暗黙知の次元」です。
「発見とは現行の知識が示唆する探求可能性によって、もたらされるのである。」p112では早速、本書のハイライトともいえるこの一文から始めてみましょう。
1891年にブダペストで生まれたマイケル・ポランニーは大学で医学を学び、戦後には物理化学者として地位を確立、そして