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【独自】10年1000億円投資の「石神井川上流地下調節池」の必要性・正当性はどこに?都は独自手法で不適切な被害試算を活用していたことが判明。
1 はじめに石神井川上流地下調節池について、東京都が、事業の被害試算の算出を国交省のマニュアルに反した独自の手法を用いり、その結果、この事業の費用便益分析(B/C)の数字が異常に釣り上げられているのではないか、を問題提起したいと思います。3月14日の予算特別委員会で東京都に質しましたので、備忘録的に残します。 石神井川上流地下調節池とは、平成28年3月の「石神井川河川整備計画」に位置付けられた、年超過確率1/20の規模の降雨に対応する施設。南町調節池と溜渕橋から上柳沢橋間