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どんな食べ方でも、美味しく食べられる[リブロース]。 1番オススメの『変わり種』な食べ方は・・・

1.[リブロース]ってどこの部位?

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リブロースとは、肩ロースからサーロインに繋がる筋肉(胸最長筋)の最も肉厚な部位であり、鮮やかなでキメ細かい霜降りが入り「鹿の子(カノコ)」模様とも呼ばれています。濃厚でいて上品な味わいです。

「リブ」とは英語で「rib(肋骨)」、「ロース」とは「roast(焼く)」という意味から名付けられています。
名前からも「焼いて食べる」のに適している部位とされています。

2.[リブロース]を焼いて食べる

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🔼これはサーロインに近い部分の『リブロース』をステーキの厚さ(1.5〜2センチ厚)に切り出しているところです。
ステーキにして食べれば、濃厚でコクがあるのに上品な味わいを楽しむことが出来ます。

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🔼これは、リブロース芯(リブロースの真ん中)と巻きロース(芯を包み込むように存在する部位)を焼き肉用に切り出したものです。
焼き肉用の厚みは5ミリ前後なので、ステーキ用よりも薄いため、食べ応えはステーキよりも軽く、それでいて濃厚でコク深い、上品な味わいで口溶けもとろけるようです。

3.「しゃぶしゃぶ」や「すき焼き」で食べる

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もうすぐ10月、二十四節気の「寒露」を迎える季節となり、より秋めいてきて、寒さも日に日にましていく季節となります。

そんな季節にもってこいなのは「鍋物」だと思います。
「しゃぶしゃぶ用」は1.5ミリ前後にスライスしていますので、口当たりはとても軽く、程よくサシの濃厚さが和らぐため、あっさりと「伊賀肉」の芳醇な肉の味わいを楽しむことが出来ます。

「すき焼き用」は2.5ミリ前後にスライスしていますので、食べ応えだけでなく、歯応えもしっかりしています。
また、割り下の甘みと風味、「リブロース」が持つバランスの良い肉の味わいとサシのコクとが融合し、非常に濃厚で甘みが強くコク深い旨みも感じることが出来ます。

4.『変わり種』1番オススメの食べ方は・・・


個人的に1番オススメの食べ方は・・・断然「焼きすき」です

(1)伊賀肉「すき焼き用リブロース」を『割り下』で片面10秒程度焼く
(2)両面とも程よくピンク色になれば、焼き上がり
(3)たっぷりの『黄身おろし』(大根おろしに卵黄を混ぜたもの)を焼き上がった伊賀肉リブロースで巻いて召し上がって下さい

すき焼きの場合は、どうしても他の野菜と一緒「煮込む」様に食べることになり、火が入り過ぎてしまい、少し肉質が締まり過ぎてしまいます。

その点、この「焼きすき」であれば火を入れ過ぎず、さらに『黄身おろし』と一緒に召し上がることで、よりさっぱりとした味わいとなります。
いつもとは少し違った食べ方で、ほとんど手間も掛からない為、非常にオススメです。

5.最後に

「サーロイン」に匹敵する程、味わいのバランス、サシの甘みを存分に味わえる部位です。
お肉屋さんの間では、しばしば『「肩ロース(クラシタ)」よりも[リブロース]のほうが美味しい』と言われたりします。
理由としては、「肩ロース芯(クラシタ)とハネシタ(肩ロース下のあばら側のお肉)の味わい」をどちらも味わえる、というものです。

スーパーなどでは、なかなか「リブロース」としてパック詰めされて売られてはいません。
是非当店の[伊賀肉リブロース]を「焼きすき」と『黄身おろし』で召し上がってみて頂ければと思います。


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