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変化の時代では、好きな勉強を育てることが人生のコンパスになる

皆様いかがお過ごしでしょうか。イガなおです。

謎解きの松丸さんってメンタリストDaiGoさんの弟さんだったということを昨日初めて知りました。兄弟揃って化物スギィ!

今日は「変化の時代では、好きな勉強を育てることが人生のコンパスになる」というテーマで書いていこうと思う。

さて、私事だが、僕はクリエイターとして生計を立てていくべく、新卒で入社した会社を先日辞め、全くの初心者から絵と物語の勉強をしている。

定めた目標を達成するための実行内容をいくつかに絞り毎日こなしているのだが、その中で「好きな勉強・練習」と「必要な勉強・練習」があることに気がついた。
また、子供の頃からを振り返ってみても、同じような区分分けができる。


変化の時代に生きる僕らは、「好きな勉強」の役割を改めて考える必要があると思う。

人はだれしも「好きな勉強」よりも「必要な勉強」にさく時間が増えがちだ。

これに関し、一昔前までは、「企業や個人が目指すべき理想像はこれだから、全員この勉強をしなさい」という具合に目的と手段はある程度「定石」が決まったものだったため、世界昆虫図鑑などの偏愛書を読んでいようものなら「そんなことをやっていないでテスト勉強しなさい」と小言を言う親御さんが多かったであろう。

しかし、IT、AI時代においては、自分のキャラクター(自分は「これが好き」という偏愛)こそが人間の価値となることは、諸々のビジネス書で語られている通りである。

このことから、「好きな勉強」のもつ役割が変化してきている可能性が高く、ここを再び整理する必要があると僕は感じた。


まず、今までの僕の人生における「必要な勉強」と「好きな勉強」を分けてみた。

必要な勉強

・学校のテスト勉強
・学校の部活の試合で勝つための勉強
・大学の研究に関する勉強
・就職後、技術職としての専門知識の勉強
・キャリア・社会情勢
・仮想通貨・VR等のメガトレンド

好きな勉強

・動物の生態(ダーウィンがきたとかクソおもろい)
・ギリシャ神話、古事記、幻想動物(これぞファンタジー)
・ギター、ピアノ演奏
・作曲のノウハウ
・物理・数学
・経済の仕組み
・VR
・AI

上記から「必要な勉強」についてまず言えそうなことは、「シンプルに今、生き残るための勉強」であるということだ。いずれも項目も、ほぼ確定している未来に対してコミットし結果をだすための勉強と言える。勿論これは重要だろう。

では、「好きな勉強」はどうだろうか。上から動物、神話、音楽と来ているが、改めて見てみると、このあたりのインプットが僕の創作意欲の源になっていると感じる(これらのインプットは小学校頃の話だ)。

物理・数学についても、好きで勉強を続けていたら理系の大学院→素材メーカー技術職という道を歩むことになり、マクロなキャリアに繋がっている印象だ。

経済の仕組みは、世の中のビジネスの仕組みが分かることで、身の回りの商品や出来事を違った見方で見られるようになるのが新鮮で面白く、またマネーリテラシーが自然と上がったので、株式投資をするきっかけにもなった。結果として役に立っている。

AR,AIなどの社会情勢関係は、新しい世界を想像するのが楽しいため勉強していたが、ここで論じられている「変化の時代」「メタバース」「AI社会」などのキーワードが、現在クリエイターに転身しようと思ったきっかけの一つになっていると思う。


このように、「好きな勉強」は、目先の問題を解決するものではないが、自分の人生の大まかな方向性を示してくれる「コンパス」になるものだと言えそうだ。


テンプレとなるロールモデルの存在しない「変化の時代」においては、こうして自分の偏愛を育て上げ、マイコンパスを持っておくことが助けとなるだろう。

また、補足だが、自分の視野を広げるという意味では「ランダムな勉強」も効果的だと着想した

例えば、本屋での買い物を想定しよう。通常ならば、買う前に「目次」、「始めに」、「気になる章を数ページ」パラパラ読んでから購入することが多いはずだ。あらかじめある程度想定された必要な情報を得るためだけならば、このやり方で構わないが、反面、自分の想定の範囲外の情報には届きにくい、という欠点がある。自分の好きな分野、あるいは得意な分野に知識が偏りやすいのだ。今回は本屋の例を出したが、これはインターネット上においては情報がパーソナライズされるため、より顕著になる。

対策として、「ジャケ買い」「SNS無差別フォロー」が挙げられる。本やプロフィールの中身を見ずに、情報をゲットすることで、知識の色を増やし、多角的に物事を捉えられるようにするのだ。
これによって、今までの自分では思いもよらなかったアイデア、行動に至るかもしれない。


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