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医学生が教える、医者の仕事(給与事情)

今回は私が医学部を目指したきっかけと、入学後のギャップについてお話しします。導入は真面目な話。(笑)
入学後に「そんなはずじゃなかった」とならないよう、医学部志望の方は見てください。

医学部を目指したきっかけ
私が医師という仕事を意識したのは、看護師だった母の影響だと思います。物心ついた時から医師という職業に詳しく、自然と進路の候補に入っていました。しかし中学校に入ったくらいの頃、医師になることの難しさを知ります。地元の中学校で学年トップ10にも入れない私には医者になどなれないし、関係のない世界だろうと思っていました。しかし私は高校入学直後のテストで割と良い成績をとってしまいます。先生に「京大でも医学部でもいけるよ」と言われ、京大工学部・国公立大学医学部医学科の両方を視野に、勉強を続けました。最終的には
 
①給与が安定して高いこと
②頭だけでなく、器用さやコミュニケーション能力が武器になること
③人の役に立てること、
 
の3つの理由から、京大ではなく医学部医学科、すなわち医師の道を志したのです。

入学後に感じたギャップ

みなさんは医師という仕事に、どのようなイメージを持っているでしょうか?例えば

①給与が高い

②人の命を預かっている

③看護師にモテる

など、さまざまあるでしょう(笑)。今回は給与について解説していきます。

①給与が高い

これはある程度本当です。厚生労働省が公表している、「令和3年賃金構造基本統計調査」で医師の平均年収は1,378.3万円ですので、日本の平均年収が461万円であることを考えると高給でしょう。またこれらはパートタイマーや修行中の研修医・妊婦さんなども含んだ値です。実際私の先輩方でも、30代以降では年収2,000万円を稼ぐ勤務医の先生も普通にいます。勤務医として技術を学んだのちに開業となれば、平均年収はおそらく3,000万円を超えてきます。

次回はもう少し細かく、給与について解説していきます。

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