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精神科単科病院に直接就職するメリットとデメリットは?

あたなは精神科単科病院へ直接就職を考えていますか?

最近は精神科になる方が増えていて、精神科医の数はどんどん増えています。

1994年と比較すると精神科医の数はなんと2倍近くになっているのです。

そんな中で、初期研修終了後、専攻医プログラムには参加せず、精神科単科病院に直接就職する人がいます。

精神科医になるには、専攻医プログラムに参加するルートと、精神科単科病院に直接就職する2つのルートがあります。

精神科単科病院に直接就職して指定医だけを目指すの方が楽で高収入なのですが、デメリットも多いのです。

今回は、精神科医の友人に取材した内容をもとに、精神科単科病院に直接就職するメリットとデメリットをテーマにお話をさせていただきます。

精神科医になるための2つのルートとは?

精神科医になるには、大きく2つのルートがあります。

一つ目は、専攻医プログラムに参加して精神保健指定医と精神科専門医の両方を目指すルートです。

基幹病院は大学病院が多いですが、市中病院(単科病院や総合病院)のプログラムもあります。

王道のルートであり、精神科医になる方のほとんどが専攻医プログラムに参加していると考えられます。

2つ目は、初期研修修了後、精神科単科病院に直接就職して指定医だけをとるルートです。

精神科単科病院に直接就職するルートは、楽をしたい方や収入をある程度維持したい方が選ぶと考えられます。

ちなみに、他科から転科して精神科医になる先生にも多いかもしれません。

一度内科など他の診療科に進み、医師10年目くらいになると年収1500万円程度はあると考えられるので、今さら大学病院に入って年収が半分になり日々雑用をこなすというのはなかなか耐えられないのだと思います。

今回は、それぞれのルートについてメリットとデメリットについて考えていきたいと思います。


大学病院の専攻医プログラムのメリットとデメリットは?

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