新幹線のマナー『車内での過ごし方マナー』立ち居振る舞い
人材教育家、マナー講師の井垣利英です。新幹線のマナーが好評なので、続編を書きます。
前回、このコラムで「新幹線のマナー『車内で快適に過ごす準備』上座下座マナー」を紹介しました。今回はその続きで「新幹線のマナー『車内での過ごし方マナー』立ち居振る舞い」について書きます。席に着いてから、リラックスしつつ、感じの良い過ごし方とは、どのようにすれば良いのか? です。
新幹線は、窓が開かないので、風の通らない密室です。そして、大勢の人と一定時間を一緒に過ごす、団体でもあるのです。お互いに周りの人に気を配って、過ごすことがマナーです。
1.キャリーバッグなどは、じゃまにならない場所に置く
旅行かばんは、出来るだけ通路へはみ出さない位置に置きます。上の棚における場合、棚に置いた方が周りの人のじゃまになりません。ただし、くれぐれも、荷物が落ちないように、注意して置きましょう。
すいている時は、上の写真のように隣の席があいてることもあります。その場合は、隣の席のイスの前に置くことができます。
一方、混んでいるときは上の棚に置くか、自分の足もとに、隣の人のじゃまにならないように注意して置く必要があります。通路側の場合、荷物が通路にはみ出して、車内販売が通るじゃまにならないように、できる限り荷物を自分に近づけて置く。
2.フットレスト(足を置く台)の高さを調節する
前の座席の下に、写真のように足を置くための台=フットレストがあります。使わない人も多いですが、ここに足を置くと楽です。
フットレストは、高さ調整が出来るので、自分の心地良い高さに調整しましょう。
3.フットレストの内側は、靴を脱いで使う
車種にもよりますが、フットレストは、内側と外側の2パターン使用できます。内側は、写真のように靴を脱いで使います。
これこそ、日本独特のサービスだと思います。だって、靴を脱いだ方がリラックスできるでしょ?! 家の中で靴を履いて生活をしている人たちと、私たち日本人のように、家では靴を脱いで裸足で生活している人たちの違いだと思います。
靴を脱いでフットレストを使うことで、新幹線の長旅も疲れが半減するはずです。
4.車内ドアの上のニュースをチェックする
席に座って落ち着いたら、前方のドアの上を見てみましょう。その時間の最新ニュースが電光掲示板に流れています。途中、電光文字の宣伝もありますが。
私の場合、大相撲が好きなので、全国各地での【社員研修】や【講演会】の帰りに、この新幹線の電光掲示板のニュースで、大相撲千秋楽の結果発表を知ることがよくあります。
まだまだ『新幹線のマナー』はあります。また続きを書きますね。
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