見出し画像

あなたはやりますか? vol.495

もし、望んでいない役職に任命されたとしたら、あなたはその職務を果たす覚悟はありますでしょうか?

うちの教科主任はほとんどの教科で輪番制。

今いる人が2年教科主任をやったら、次の主任に回すという感じで回っています。

この制度自体に物申したい気持ちは、今日のところは心の奥の方にぐっと押し込めて置いてください笑。

そんな状況になったとき、あなたならどうしますか?

教科の主任とは

教科主任はその学校のその教科の代表的存在です。

設置をする義務がないとはいえ、学校という組織を運営していく手前必要な役職になっています。

つまり、科目の中でのさまざまな方針を定めていく立場にあると考えています。

そしてそれ以上に国に認められた一教員として、文科省からの指導要領についてはしっかりと読み解いていく必要があります。

おそらく、ほとんどの教員が指導要領など最初の教員採用試験を受けていた時以来読み解いていないようにも感じますが、我々教科の人間のすべきことは全てそこに詰まっています。

学校での方針や想いが弱い以上、ここでの決定が授業を大きく変化させていくといっても過言ではありません。

完全なる授業改善

教科主任となって急務なのは授業へのテコ入れだと考えています。

授業のあり方は最も教員の個性が出るところ。

教育観がでるところと言っても間違いありません。

しかし、ほとんどの教員の仕事の大半を占めているこの授業は、教員によっては蔑ろにされているのもまた事実です。

それは日々の業務の多さからと、毎日決められた指導内容をこなさなければならないという使命感からくるものなのでしょうが、あってはならない事実だと考えています。

全ての授業に120%の計画性を持てというのは到底難しいことではありますが、意図と思いを組み込むのはできます。

なぜ、その授業をしたのか、どうしてその授業スタイルをとっているのか、自分自身の追求をした時に初めて教科としての大事な部分が見えてくるはずです。

だから、教科会ではこう言った授業の改善をしていかなければならないのです。

主任=雑務処理係の払拭

現状ほとんどの場合、教科主任というのは雑務の処理となっています。

管理職からの連絡係、入試などのとりまとめ、採用試験の監督、次年度のコマ割りなど。

重要な観点もあるのでしょうが、教科の在り方にまで踏み込んだ内容はほとんどないに等しいのでしょう。

そのような業務を割り振ってこその組織だと考えています。

このような現状をどのように打破していくのかがポイントでしょう。

いま、私は別に教科主任をやる気はさらさらありません。

しかしもしもこの役職を強制されるようなことがあるのであれば、こう言った改革を念頭におきますが大丈夫ですか?といったところから始めるだろうなと思います。

さてさて、これだけのわがまま野郎を野放しにするのでしょうかね笑。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?