外堀から固める=悪いことではないのかも? vol.438
新任から数年の頃、よく会議などで意見する時や新しい課題を出すときなんかは、あらかじめ人に話しておいて味方を作っておいた方がいいというような話を聞いたことがありました。
まぁ言いたいことも分からなくもないのですが、何となくこれはダサいというか気持ち悪いというか、、、。
結局のところは自分の意見も言えないような奴らの多数派の意見を作って、それで波を作ろう感があってとても嫌でした。
しかし、最近はその意味合いや必要性を感じ、いわゆる外堀から固めるといったことも悪くはないのかなと思い始めています。
今日はそんな会議前の準備についてまとめていきます。
コミュニケーションが命
普段は仲良く雑談をしているのに、会議になると急にお堅いモードに入ってしまう。
そんなことってありませんでしょうか?
そもそも、会議以前から仲はそれほど良くないみたいなパターンもあるでしょう。
ではこれが、全員友達のような関係の人物だったらどうでしょうか?
おそらく今の会議のようなお堅い雰囲気は抜けることでしょう。
会議の場を円滑にするためにあえて、他の教員と仲良くしたり友達になれというわけではありませんが、会議というのは一つのコミュニケーションを発揮する場でもあります。
しかし、それが普段から取っている相手かそうでない相手かでは、互いの心境も読めないためにいい方向には進みにくくなってしまいます。
会議を行う前提としてコミュニケーションが必須であることはいうまでもありません。
本来の会議の在り方
学校の先生の会議では、ほとんどの場合多くの先生が発言せずに終わります。
人数が多い学校であれば多い学校ほどその傾向にあるのでしょう。
力を持っていたり年配の先生が発言をして、若手の教員が言葉を発する機会などほとんどありません。
では、そういった先生の言葉がどこかしらで反映されるかと言われるとそれすらも怪しいのです。
これはそもそもの会議の形態に問題があります。
結局会議の場で人となりが見えるのは発言をした教員のみ。
全員の意見を抽出しつつ、互いの意見を読み取る、そんな必要があるのではないでしょうか。
とは言え思い通りにしたいお局様
そう言っても、何でも自分の思い通りにしたいお局様のような方もいらっしゃいます笑。
これはもうどうしようもありません。
パワープレーに管理職が押されてはどうしようもできないからです。
そして大体こう言った人の元には、子分見たいのがくっついている笑。
本当に面白いものです。
でも、だからこそ逆にこう言ったお局を味方につけるかどうかで会議は大きく変化するのかもしれません。
そして、結果的に皆が発言してもいい空気へと変わっていく。
外堀から固めるのは出来レースを作るためではなくて、本音で語り合える場を作る上で必要なことなのかもしれません。
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