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ふと考えていませんか?仕事のこと vol.131

みなさんは「幸せですか?」と聞かれたとき、どのように答えますか?

「プライベートが充実している。」、「人間関係が上手くいっている。」、「自分の好きなことができている。」

さまざまな答えがあるかもしれませんが、みなさんが幸せであるかどうかを考えるとき、自然と頭の中に”仕事”のことが浮かんだのではないでしょうか?

それもそのはずです。

私たちの日々の生活の中で、”仕事”が占める割合は非常に大きいです。

それは、人間関係においても、時間においても、空間においても、物質的な意味においてもです。

だからこそ、仕事とどのようにかかわるかで日々の生活も大きく変化していくのです。

当然ここに用いるエネルギーが高く、高次なものになればそれは私生活にも影響してきます。

仕事”だけ”ではなく、生活の中の仕事を見る

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一度一日のスケジュールを、描いて見ましょう。

積み上げ棒グラフ(棒グラフを分割していく形式のもの)や円グラフで描いてみると、全体像がよくわかるのでおすすめです。

どうでしょうか?

1日の半分近くを仕事が占めていませんか?

私たちの時間にとって仕事というものは、良くも悪くも非常に多くの部分を担っていることが分かります。

さらには、空間的な部分で考えて見ても仕事としてかかわっているものの方が相当な大きさになると思います。

自分の家と職場、仕事で関わる場所を比較してみると、一目瞭然です。

このように私たちは、時間においても空間においても、人間関係においても多くの部分を仕事に関連付けたり、影響されることが多いのです。

しかし、実際に仕事という単語に対してマイナスのイメージを持っている人は非常に多くいます。

仕事好きと言っている人でさえ、四六時中仕事をすることを強いられれば苦痛に感じることは間違いありません。

では、なぜここまで仕事に対して、いつの間にか無意識のうちにマイナスのイメージを持ってしまっているのでしょうか?

仕事に対するマイナスのイメージ

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一つには幼少期のころから親や親せきを通して、感じていたマイナスのイメージがこびりついているということが考えられます。

仕事で疲れて帰宅した両親の姿を見ていく中で、子どもながらに仕事をつかれるものだという思い込みが出ていくのです。

さらには、多くの人が社会人になる前に大学に入ります。

大学では授業の単位数や何を学ぶのかも自分で選択することができるため、小中高大の中でも、比較的自由を感じる人が多く存在します。

だからこそ、会社というものに入るときにそのひとつ前の大学と対比して、自由の反対、制約を感じる人が多くいるのです。

社会の目や世間体というものも、急に意識をしなくてはならなくなります。

これが、仕事にマイナスのイメージを持つ理由の一つです。

見えないものを具体化する

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でも、ご安心ください、このマイナスのイメージを取り払う方法も当然存在します。

そもそも、このマイナスのイメージは比較的抽象的なもの。

人は姿かたちの見えない抽象的なものを抽象的なものとしてとらえてしまうから、不安や恐怖を募ってしまうのです。

だから、この抽象的なものを具体化、見える化することがこのマイナスのイメージの払拭につながります。

そもそも問題とは、理想と現実にギャップがあるときに生まれます。

そしてその問題を解決するためにあるのが、課題なのです。

課題を見つけるためには、自分自身と向き合い、自分の心の声や直観ととにかく向き合う必要があります。

自分が仕事に対して、何が好きなのか、何が嫌なのか、そしてどんな時に喜びを感じるのかを整理してみてください。


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