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【CS愛知使用】第2弾環境上位の海賊を取り締まる黒単スモーカー デッキリスト、全カード採用理由、各対面意識すること【16,290字】

いが

はじめに

前回のnote記事は以下になります。

430人にご購入頂いたこちらのnoteを基に、環境考察をふまえ、対戦回数を増やし調整していったデッキについて紹介します。私は本デッキリストをCS愛知で握ります。

今回記事を投稿した理由は、「CS愛知で握るデッキがない！」という方にぜひ「黒単スモーカー」が悪くない選択肢ということを知ってもらいたいからです。

また、育児中のワタシより練習時間多く取れる方に情報を届けて、良い成績を残してもらえたら本望です。

今まで「黒単スモーカー」を握っていた方も、そうではない方も、今から始める方も、他リーダーのデッキを握っているが「黒単スモーカー」のの動かし方が気になる方にもおすすめします。

無料記事部分も用意しましたので、ぜひ無料記事部分だけでもお読みいただけますと幸いです。
有料noteとは言っていますが、最低価格の100円ですので、ご興味があればお気軽にご購入ください。

今回は割と対戦する時間が確保できて、黒単スモーカーをより勝てるようにブラッシュアップ出来た自信があるので記事を執筆しました。

追記（2023/01/10）

フラッグシップバトルでチョッパー入賞したので、note書きました。
自分なりの結論構築です。もし良かったらご購入ください。


自己紹介（実績など）

他カードゲームもやってますが、ワンピースカードゲームに限定して短く自己紹介します。

・公式東京CS 直近の練習時間4時間で 6-2でCS完走（96位）
・上記大会のデッキリストを事前にnoteで公開し、同一レシピで3人完走・同様に練習時間4時間
・スタンダードバトル（フランキー）初出場初優勝
・ワンピースカードゲーム 有料note 1,500件販売実績突破
・フラッグシップバトル BEST6位 プロモチョッパー所有
（2023.01.29 更新）

無料記事部分：「君のカードをプレイする順番、間違っていない？」

これは初心者〜中級者帯の対戦を通して強く思う事です。

正直批判的な意味で取り上げるわけではないのですが、ワンピースカードゲームのYoutuberでこれすら徹底できていないチャンネルも見受けられます。（発信する人を批判していたら発信する人が居なくなる事は重々承知しておりますので、全然良いんですがと前置きはしたいです。）

もし、あなたが後述するようなプレイングをしていたなら、
今すぐ辞める事で今日から確実に強くなる事ができます。

▼状況

自分が赤単ゾロを握っている場合と仮定します。


左下は手札とします。

《お菊》は残しておくと、後の展開を考えた時、非常に厄介なので《ゴムゴムのJET銃》を発動して、除去したいと考えているとします。

仮に、（1）リーダー《ロロノア・ゾロ》でリーダーアタックする（2）速攻《ロロノア・ゾロ》でアタックする（3）《ゴムゴムのJET銃》を発動する

上記のシチュエーションの場合、カードをプレイする順番は大きく分けて2択あると思います。

  1. 《ゴムゴムのJET銃》→ 《ロロノア・ゾロ》登場・速攻アタック→ リーダーアタック

  2. リーダーアタック→ 《ロロノア・ゾロ》登場・速攻アタック → 《ゴムゴムのJET銃》発動

（すみません、記述間違えに気づいて修正しました。今が正しいです）

正解に近い考え方は後者になります。（基本的な考え方です）

理由は「相手に可能な限り手の内を晒さない状態で相手に選択を迫るのが強い」からです。

例えば、前者（先に《ゴムゴムのJET銃》を発動する）の場合だと、相手（錦えもん目線）で言うと、「お菊はKOされた上で、手札をどう使うか」、選択できるわけです。

例えば、手札にカウンターカードが多くない場合、お菊がKOされた後の状況で、次のアタッカーになりうる《X・ドレーク》などをカウンターカードとして切るかどうか十分に考慮することができます

速攻《ロロノア・ゾロ》をついでにKOできる！

実際に考えてみましょうか。
前者の場合だと、《ゴムゴムのJET銃》の後、キャラの《ロロノア・ゾロ》の速攻のタイミングで錦えもん側はどうするか選択の時が来ます。

しかしながら、このようなプレイ順番で実行されているので、錦えもん側にとっては相手の場には《ロロノア・ゾロ》が居るという情報を持っている上で悩めるのです。

その場合、カウンターカードとして《X・ドレーク》を切るでしょうか。
いいえ、切らないと思います。確実に次のターン登場するだけでアドバンテージを稼げる事が確定しています。

では逆に後者の正しい考え方でアタックした場合、どうなるでしょうか。

錦えもん目線では「アクティブドンが7枚あるのに、リーダーが5000アタックしてきた」という情報しかありません。

つまり、相手は何も知らない状況なのです。
その上で選択を迫る事が出来ます。

例を出してみると明らかなように、カードプレイ順番によって、
相手に可能な限り情報を与えずに、試合を進行することができます。

結果的には変わらないと思うかもしれませんが、そんなことは決してありません。こういう積み重ねが相手に判断を要求して、積み上げていくとプレイング差になるのです。

まとめると、今まで先に相手のキャラを除去するカードをプレイしていた人は反省して、なるべくプレイ順番でいうと後に使うようにしましょう。

ただし例外もあり、相手の場にブロッカーが居る場合などは1回アタックをブロッカーに吸われてしまいます。
除去を先に使った場合が好ましいパターンの方が多いです。

今回のレクチャーをきっかけに、自らのプレイの順番について深く考えるきっかけとしてなりますと幸いです。

【無料記事部分】CS直前 時間は有限！大型大会に対するデッキ対策の考え方

他のカードゲームでもそうなんですが、大型大会に望む上でみなさんいろんなデッキを練習すると思います。

その中で効率的というか、自分はこう考えてやっている、という思考のプロセスをアウトプットしていきたいと思います。

まず、環境のtier表というものを作ります。
カードゲームに親しみが無い方に言うと、番付みたいなものです。

流行度と強さを考慮したtier表でいうと、直近のCS福岡予選を突破したBEST32以上の結果が大変参考になると思います。

第2弾環境において、私もこちらの表と同じような形で環境を感じております。

tier1：赤単ゾロ、緑単錦えもん
tier1.5：赤緑ロー、緑単キッド、青単イワンコフ
tier2.0：紫単カイドウ、その他
tier3：特に混色デッキ

とりあえず信頼のできる見当外れではないtier表を作成しました。
それをふまえて、あなたはどう大会に向けて行動しますか。

急に話は変わりますが、皆さんは学生時代にテスト勉強など本気でされたことはありますでしょうか。手前味噌ではありますが、偏差値73で私立高校で3年間一生懸命テストを駆け抜けました。

「あんまり出ない出題に、有限の勉強時間の多くを割きますか？」

実際は出題率が高そうな問題にまず時間を割き、そちらを完璧にした後、出題率の低い部分についてケアすると思います。

私の答えは「予選8回戦における遭遇率も同様と考え、tier1に近いデッキほど対戦回数を多く重ねる」が正解だと思っています。


仮にあなたの練習時間が100時間あるとすれば、
・33%（11/32）を赤単ゾロ対面に。
・25％（8/32）を緑単錦えもん対面に。
・15%（5/32）を赤緑ロー対面に。
・12.5%（4/32）を緑単キッド対面に。

このように時間配分して、練習するのがベターと考えてます。

Q：地雷デッキに当たるかもしれないから練習する方が良いのではないか？

仮に予選でリーダー《ゼット》デッキと当たった場合、環境上位のデッキを使っている場合、自分の使っているデッキパワーが強くて押し切って勝てるか、そもそも論ですが当たらないと思います。

予選8回戦で確実に最低2回は遭遇すると仮定している赤単ゾロ対策・対面よりも、ゼット対策・対面を優先する意味はないです。

そして何より、マイナーデッキを対策するとしても、対面で練習時間を割くのではなく、有料note購入やそのデッキを使っている人に個人的に連絡して、その手の内を知る事に全力を尽くしてください。

時間は有限ですので、分からん殺しを嫌がるのであれば、少ない時間で「分からん」を無くしてください。

「CS愛知の練習したいので対戦したいです」
「自分ゼットなんですけど大丈夫ですか？」

いや、その対面をやる前に、やることいくらでもある。マイナーデッキと対面する時間で、実力者のyoutubeやスタバの録画youtube、note漁ってください。

私みたいに育児などで時間が有限の人は工夫して生き抜いてください。
時間が無限で、人生をカードゲームに捧げている熱心な方は、たくさん色んな対面を練習してみてください。

私から言えるのは、CS愛知に関しては先程上げた環境上位4位とほんの少しの紫単カイドウ対面を練習しておけばいいと思います、

あとは情報収集しましょう。

参考までにですが、東京CS（第1弾環境）当時も同じ考えで情報収集・イメトレを行い、練習時間4時間でCS完走しています。

なぜ、黒単スモーカーを握ったか。

第2弾環境スタート時にnoteが売れたから、では決してありません。
私自身は環境トップ tier1のデッキしか基本的には握る気がないです。キャラ愛やマイナーデッキを愛する心など一切持ち合わせておりません。

いわゆるキャラ愛だとかファンデッカーみたいな思想は一切ありません。

その時一番強い武器（デッキ）を握ります。

何故強いデッキを握るのか？練習時間を多く確保できるプレイヤーやカードゲームを20年やってきている人とCS予選では当たるわけです。

そういったプレイヤーにデッキで引けをとっていた場合（自分が弱いデッキを握っている場合）、勝てるとはとても思えません。

その上で、先程も書いたように、環境上位に位置していない黒単スモーカーを握った理由について説明します。

構築・プレイングを詰めていった結果、環境上位のデッキに先手・後手問わず、勝てるようになったからです。

少なくともデッキパワーで負けている、対面していてデッキパワーが足りていなくて、しんどいと思える事は少なくなりました。正直環境上位のデッキに対してそこまで相性で不利に感じておりません。

また、環境上位のデッキを握るとしたら、特に赤単ゾロ、緑系デッキに関しては絶対遭遇率から考えると避けることができないミラー対面、その練度を少ない時間で確保出来ない、と判断した点もあります。

第1弾緑単キッドミラーをイメージしてもらえれば良いんですが、先手後手関係しないぐらいのプレイングゲーです。上手いプレイングの人には100回やっても勝てない、運も絡まないただのプレイングゲーになります。

赤単ゾロミラーに関しては先攻有利ではありますが、プレイング次第では先攻でも捲られてしまう余地があると考えています（例えば先攻プレイヤーのプレイング練度がいくらか低い場合など）

なので、環境上位のデッキを握った場合、遭遇するであろうミラー対面で明らかに練度が原因で負ける事が想定される事が、今環境において環境上位のデッキを握らない理由です。

加えて、黒単スモーカーは現在ほとんど警戒されていないので、相手の隙・練習不足を突く事も、相手の高いプレイング練度・多い練習時間をひっくり返せる要素ではないか、と考えております。

デッキリスト（CS愛知）について

CS愛知はこちらのデッキリストを握ります。もし仮にデッキ変更があるとしてもこちらで更新してアナウンスします。一切隠しません。全力で公開していきます。

今環境の「黒単スモーカー」に関しては、こちらの構築の方向性でかなり自信があります。全カードの採用理由、採用枚数については後述します。

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