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【フラッグシップ候補デッキ】「後攻選択:FILM怪獣カイドウ」 紫単カイドウの強さを言語化、全カード採用理由、確率算出など【17,500字】

追記

祝!160人購入突破!
誠にありがとうございます!

はじめに

以前からワンピ東京CS6-2(96位)、スタンダードバトル初出場優勝など導いてくれた緑単キッドというデッキがあります。

しかしながら、パック販売によるカードプール追加など長期的な目で見ると恐らく紫カイドウに利があり、現時点でも紫カイドウを使うコトの優位性を強く感じる為、フラッグシップに向けて現在調整を進めております。

その中で自分なりの紫カイドウを分析・強さの言語化を行い、既存の紫カイドウであまり採用されていないカードを組み込み、かつ後攻を取るコンセプトへと昇華出来ました。

そのデッキレシピやデッキ構築に至るまでの考え方などを今回有料note(200円)にして販売いたします。

私自身子育てに忙しく、リモート対戦は可能ではあるが、頻繁に大会などに出られない都合から前回の実績のあるデッキレシピとは異なり、若干ではありますが、少しお値段安くしております。

しかしながら、10月のフラッグシップバトルでは握る予定のコンセプトのデッキになりますので、この200円という価格に設定させていただきました。「自分なら200円なら迷わず買うぜという内容」に仕上げました。

もし過去記事などで気に入った部分などもあり、紫単カイドウの先行投資と思っていただけるのであればご購入いただけますと幸いです。

追記:2022年10月08日

この記事の続編を書きました。こちらのnoteをご購入されるのも良いのですが、こちらのnoteを先にご購入いただいて、それでも気になる場合は本noteの購入をオススメしておきます。

デッキレシピとしては以下の続編のnoteの方が最新になります。


自己紹介(実績など)

他カードゲームもやってますが、ワンピースカードゲームに限定して短く自己紹介します。

・公式東京CS 直近の練習時間4時間で 6-2でCS完走(96位)
・上記大会のデッキリストを事前にnoteで公開し、同一レシピで3人完走・同様に練習時間4時間
・スタンダードバトル(フランキー)初出場初優勝
・ワンピースカードゲーム 有料note 1,500件販売実績突破
・フラッグシップバトル BEST6位 プロモチョッパー所有
(2023.01.29 更新)

【無料記事部分】なぜ緑単キッドを乗り換えようと思っているのか

一つ勘違いしないで欲しいのは以下の記事のデッキは依然としてカードプールが変わっていないのでめちゃくちゃ強いです。

多分購入していただき、4時間ぐらい練習すればフラッグシップでチョッパー(BEST8賞品、10万円ぐらい)を余裕でゲットできるぐらいデッキとしての強さもデッキレシピも完成していると自負しています。

しかしながら、皆様の記憶にも新しいかと思いましたが、先日の東京ワンピ公式CSで優勝した「紫単カイドウ」。このデッキが緑単キッドにとってイージーには勝てない相手となっております。

本題とは逸れるのでシンプルに記述しますが以下などが挙げれます。

  • 高火力パワーのキャラが並ぶ(8コストキッドを安易に乗り越えてくる)

  • 緑単キッド自体がアグロ気味ではないので紫単カイドウが強い後半でがっつり相撲のように立ち合う必要がある。

  • バジル・ホーキンス(コスト5)、お菊(コスト3)などメインアタッカーが効果によるKOされやすい

  • 10コストカイドウで盤面リセットでリソース切れで負けやすい。

もちろん緑単キッドもプレイング・構築で対策カードに寄せるなどやりようはいくらでもあります。しかしながら、シンプルに書くとこのような点がキツいと言えます。

それならば「強い紫単カイドウを使ってみようじゃないか」って思ったのがきっかけでした。

紫単カイドウだけを見ても、これだけの理由があり、他にも理由は挙げられます。

それは海軍(黒)の登場です。
こちらの記事で全カードの評価について触れたのでもし良ければご参考ください。

スターターデッキのカードプールでも、モンキー・D・ガープとヒナを組み合わせることでユースタス・キッドを効果でKOすることが出来ます。

あくまで緑単キッドの勝ち筋の8コストのユースタス・キッドに関してはバトルでの解決を行うキャラにのみ有効に働く戦法であった点を今一度認識させられました。

もちろん「プレイングで手札に温存しているゴムゴムのJET銃を使わせる」などはありますが、現時点で赤デッキの「お玉+ゴムゴムのJET銃」のような5コストでユースタス・キッドを安易にKOされる時代の幕開けを感じます。


話を戻すと、黒の登場によってそういうアプローチが増えるという点、そして黒赤リーダーのリーダー「モンキー・D・ガープ」という存在は、
つまり「黒+青」海軍&王下七武海というコンセプトすらも生まれると考えております。

分かるか!?ミホークで8コストキッドが妨害札として成立しなくなる未来。私の見聞色の覇気はカタクリよりも発達しています。
そういう未来が見えて青のミホークSR、ハンコックSRを4枚ずつ購入しました。

ちなみにこれ漫画で例えると、
『進撃の巨人』のマーレ編最初の戦争で諸外国に〜って下りと同じ危機感を感じています。


緑単キッドを現在のカードプールからカードが増えないフラッグシップで握るコト自体は否定しません。
しかしながら、今度発売する頂上決戦ブースターパック以降では見える景色が違うように思えます。圧倒的な優位性などは崩れ去るでしょう。

その環境を読んで、次期環境でも恐らく強いであろう紫単カイドウを握るに至りました。(高コストゆえにコストダウンなどの影響を受けにくい、等も要因です。)

特に大阪チャンピオンシップなどを考えている方はパック発売から3週間程度しか時間は有りません。先行投資を考えて、使う予定のデッキを練習するのも良い期間だと思っております。

【無料記事部分】フラッグシップの当選アルゴリズムについて


どうも1回目の抽選時に1店舗だけではなく複数店舗申し込めるのを知らなかったigaです。今回は複数店舗応募しました。そして11店舗申し込み、1店舗のみ当選しました。

結論から言うと、「今回のフラッグシップは仕組み上恐らく1店舗だけしか受からないように運営側で調整されている」ということです。

Twitterで観測している限り、1店舗当選もしくは全落選が大半でした。
極稀に2店舗当選の方もいたような気がしますが、その理由も後述します。

ちなみに前回のフラッグシップは人によって4回とか出場している人もいる結構混沌とした環境になっておりました。数回出ればBEST8位以上の景品のチョッパーぐらいなら手に入りそうとも正直思う人も多かったと思います。

非常に不公平で私は常日頃シーズン中1回だけの出場にしてほしいと思っておりました。なので今回の調整はかなり好意的に取られております。

2店舗に関しては恐らく過疎店舗で定員割れもしくはそれに近い形の店舗が含まれている方ではないでしょうか。そうでないとよくわからないことになります。観測していても1人、2人いるかどうかぐらいだった気がするので、誤差の範囲かと思います。

やっとルールが整備されてみんなフェアに出れるフラッグシップですが、次回以降はどのように注意すれば良いでしょうか。

私は複数店舗を応募する(そのうちの数個は過疎地域、当選しやすそうな地域)を含める、です。少なくともtwitterで言われているような1店舗だけの応募はリスクがあります。

その1店舗が32名定員に対して、150人殺到していたら流石に当選しないと思います。1店舗だけ当選できるだけさせたい、みたいなアルゴリズムであれば、複数店舗申し込んでおけば、倍率の少ない所に当選することも考えられます。

内部的なアルゴリズムは当然開示されていませんが、1店舗応募だけは推奨しません。あくまで個人の親切心で触れています。

有料記事部分

本記事では1から紫単カイドウを考えた、考え方の軌跡など書いてあります。
もちろんこの記事から紫単カイドウを握る方にとっても有益かと思いますし、既に握っている方にとっても有益になると思い、執筆しております。

有料記事であまり公開している人いませんが、見出しは公開しておりますので、noteの見出し部分で気になる項目や見出しを見て内容が安心できそうという方はぜひ250円というかなり安い価格を設定しておりますのでお試し感覚でご購入いただければ幸いです。

当然有料記事部分ではデッキレシピ、全カード採用理由も公開しております。

東京CS BEST4の四皇さまのRT、覇気がビンビン

こちらのツイートに対する「ある程度の回答」も用意できています。

紫単カイドウの強さを可能な限り、言語化

まずは強いリーダー効果について再確認していこうと思います。
場に出ているアタックに使用済みのドン、レストのドン問わず、場のドンカードを7枚戻すことで相手のライフ1枚をトラッシュする事ができます。

こちらを使った強い連携が以下になります。

  1. リーダーカイドウもしくはキャラに7枚ドンを付けて12000パワーなどでリーダーにアタック(ライフ-1)

  2. 効果で使用済みドンを-7して相手のライフを1枚トラッシュ(ライフ-1)

  3. 場の高火力パワーのキャラに3枚ドンをつけて13000パワーでリーダーアタック(とどめ)

相手のライフが2以下の時はトドメを指すプランが用意されている点が大変強いです。基本的には終盤での13000パワーは通ります。防げません。

紫単カイドウを相手にする時に安易にライフを取らないで3枚キープしておくプレイングを行うのはこのような凶悪コンボがあるからと言えます。

私はこの効果は「ルールに干渉している強さ」と初めて見た時から感じました。何故ならバトルを介さずにライフを減らす、ワンピカードゲームの中でも数少ない手段だからです。

しかも、使用済みドンでも良いのでこのような凶悪コンボが成り立ってしまいます。強い。

私はこの効果を上記シチュエーションだけではなく、せめて2回は使えないかと模索した所からデッキ構築は始まりました。

エンドフェイズでアクティブドンが追加されるので熱息が追加されるのがやばいです。

世間では最強ジャンプ付属のカイドウを利用して、リーダーカイドウの効果を2回目を狙うという構築がありますが、それだけでは不十分と考え、改めて考えました。

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