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企業勤めと自営業とお金についてどう変わる?

こんばんは。
今日も数ある投稿の中で私の投稿をご覧いただきまして
ありがとうございます。

会社に残る?自営業になる?

厚生労働省の2016年~2018年に「職業別一般職業紹介状況」(除くパート)によると、新規求職者が一番増えるのは4月だそうです。
転職活動は始めてから1~2カ月はかかりますし、皆さん6月の賞与をもらって退職するという理想の退職像を描くのでしょうか?

4月に求職者が増えるということは、恐らく2~3月頃には今後、転職しようか今の会社に残ろうか、それともフリー(自営業者)として働こうかと頭を悩ませている方も多いのかもしれません。

YouTubeとかブログとかでも
「一生会社で拘束されて社畜として働くのですか?」
それとも
「自分のやりたい事で生計を立てて自由を勝ち取るのですか?」
といった主旨の話題が散見されます。

ということで、企業勤めから自営業(フリー)になった時のお金の話をFPとしての情報と共に実体験を交えてお伝えし、今後の進路を検討するお役に立てばと思います。

自営業になって得られるもの

自営業になって得られるものを把握している範囲で列挙すると以下の通りです。

・自分の裁量で仕事ができる(休暇が自由に取れる)。
・いつ仕事をしてもいつ休憩をとってもよい。
・実力次第で収入を増やすことができる。
・定年がない。
・(業種にもよるが)自宅の光熱費が一部経費になる。
・(業種にもよるが)自宅の通信費が一部経費となる。
・(業種にもよるが)自宅の家賃が一部経費となる。
・(業種にもよるが)自家用車が一部経費となる。
・通勤時間による移動する無駄がなくなる。
・(業種にもよりますが)客先に会う時以外服装も自由ですし、お化粧もしなくても良くなる。
・上司・部下への報告や連絡が不要

※詳細は税理士に確認をお願いします。

一部経費になるということは所得=収入(売上)ー経費 で計算されて所得に対して税金は課税されますので、所得が減れば税金も減るという事になります。

自営業になってなくなるもの

企業勤めから自営業になってなくなるものは今把握しているものは以下の通りです。

・退職金
勤続年数によって退職金が払われる会社も多く、退職金は所得から税金の控除があり、さらに20年超の勤続年数だとさらに大きく控除されますが、それがなくなる。
・労働基準法による権利(解雇、時間外・休日労働などの概念
残業が支給されない。
・定期的な収入(給与)や賞与がなくなる
企業勤めだと自分が稼ぐ稼がないに関わらず収入を得られますが、自営業は稼げないと収入は得られない
・産前産後・育児・介護休業の権利
企業勤めだと自分が稼ぐ稼がないに関わらず収入を得られますし、出産手当等も貰えますがが、自営業は稼げないと収入は得られず、出産手当ももらえなくなる。
・労働保険(業務災害、通勤災害などの概念)
病気やケガで働けなくなり、収入がダウンしたり仕事が減る。
・雇用保険(失業給付など)
今後、自分が仕事を辞めても雇用保険等はもらえなくなる。
・健康保険(所得補償に当たる疾病手当金・出産手当金)
・老齢厚生年金
・障害厚生年金
・遺族厚生年金(今後、もしも出産する場合は特に心配)
・源泉徴収制度
 税金は人事部で自動的に徴収されるのでいちいち申告は不要ですね。・年末調整・年末調整 今までは人事部で手続きを代行してくれたと思いますが、今後は自分でやることになります。
・定期健康診断・定期健康診断
自治体によっては、自営業でも無料で健康診断を受けさせてもらえるかもしれませんが、企業だと定期的に勤務という扱いで健康診断を受けられるかもしれませんが、自営業ではありません。

自分で納付するもの・備えを強化すべきもの

上記の通り、今まで会社がやってくれていたことや補償を自助努力でやる必要があります。

・確定申告(所得税・住民税)の計算
・国民年金保険料支払い
・国民健康保険料支払い
・経費精算
・売上の帳簿作成
・在庫確認
・収入減や老後に備えた積み立て(自動積立定期預金、iDeCo、積み立てNISA等)

ある程度のものはアウトソーシング(外部委託)できますが、すると追加の経費がかかります。

私生活に影響のあるもの

企業勤めから個人事業主になることによって、会社勤めになっていた時には意識していなかった予想外の事もあります。

・クレジットカードの作成
職業による一定の収入がないとクレジットカードの与信で落ちて作れない場合がある。
・家の賃貸、更新
不動産会社、オーナー、審査会社の与信審査で落ちて家が借りれなくなったり更新できない場合がある。
・ローンを組む
年収次第ですが、どこの企業に勤めているかが信用が担保されている反面、個人事業主の場合、年収や仕事の内容によって家やマンションを買う時等にローンが下りない時がある。

意外と個人事業主になって費用がかかるもの

企業勤めをしている時は特に気にならなかかったことで意外と費用がかかるものもあります。

・交通費
・携帯電話・スマートフォン・WIFI・フューチャーフォン
・ホームページ作成費用及びサーバー代
・PC代
・固定電話代
・コピー用紙代
・プリンターのインク
・郵便代(封筒、切手代、宅急便等)
・クリアファイル
・銀行振り込み手数料(支払いが発生した場合)
・働く場所代
・時間潰し、調整する場所代

以上を踏まえて、自分で経費等しっかり計算し、売上(収入)に関する事業計画を作った上で慎重に決断した方がよいですね。最初は3年ぐらいの期間でしょうか?
やはり副業で初めて事業を太くしていくというのが妥当な気がします。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
明日も皆様にとって良い一日でありますように。

未来志プロデューサー きむきむ#YouTube  「未来志【史】チャンネル」やっています。良かったら訪問してみてください。
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