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|牡蠣《カキ》にあたると食べたくなくなる!?

こんばんは。マルシェで商品を売買していると、様々な方と出会いお話をする機会に恵まれます。私は牡蠣カキの佃煮を扱っているので、おススメするとのですが、60%ぐらいの方が嫌がったり、顔をしかめたりします。

最近の出店は元々

牡蠣カキ好きだったのに、旅先や飲食店で食べた牡蠣カキで当たった」

が偶然にも一日に

「二名も」

会いました。お二人の内の一人の方は、電車に乗る前に牡蠣を食べて、当たってしまいました。
車中にトイレが有ったので駆け込み、始発で乗った電車は終着駅までお腹を下してトイレから出てこれなかったとおっしゃっていました。

それ以来、怖くて牡蠣が食べられないと仰っていました。残念です😢

私は幸い牡蠣に当たったことがありません。
そこで今日は牡蠣に当たる理由をFoodlabというサイトを転記しつつ紹介したいと思います。

牡蠣に当たる主な原因

大きく分けて5つあるようです。

①ノロウィルス
②腸炎ビブリオ
③貝毒
④アレルギーと免疫力
⑤食材を調理・加工する過程で包丁やまな板、手を介して菌が付着

となります。

①ノロウィルス

牡蠣は一度岩につくと一生動かず、体に海水を大量に取り入れ、その中にあるプランクトンを食べて生くそうですが、このとき、海水に含まれる細菌やウイルスも取り込み、排出できず体にためてしまうことがあり、その時にノロウィルスも取り入れてしまうようです。
厚生労働省の見解ではノロウィルスの死滅には牡蠣の中心部が85~90℃の状態で、90秒以上の加熱が必要であり、加熱が不十分な場合に当たる事があるあるそうです。

②腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオとは、海水の温度が高い時期に活発に活動する細菌だそうです
暖かい時期に海水に腸炎ビブリオが増え、牡蠣カキに付着すると、食中毒が起きることがあります。但し、食中毒はノロウイルスほど多くありません。腸炎ビブリオの食中毒を防ぐには牡蠣を4℃以下で保存する、水道水でよく洗う、中心部まで61℃で10分以上加熱する、などの方法があるそうです。

③貝毒

毒を持ったプランクトンを牡蠣が食べたため、牡蠣の体内にたまってしまった毒素のことだそうです。貝毒は加熱に強く、しっかり火を通してもあたることがあるそうです。
しかし、貝毒による食中毒を防ぐため、都道府県や貝類の生産者により定期的に貝毒の検査が行われているそうです。
私の仕入れ元も毎週、加熱用、生食用としっかり検査しながら管理をおこなっているそうです。
基準を超えた貝毒が検出されたときには、その地域からの出荷が規制されるので、貝毒が原因で牡蠣カキにある可能性はかなり低い様です。

④アレルギーや免疫力の問題

「牡蠣にあたってから、そのあと何度食べてもあたるようになった」という方もいるそうです。一度あたると、ウイルスや細菌ではなくアレルギーが原因かもしれなないそうです。

また、腸炎ビブリオやノロウイルスが口から入っても、免疫力が高い・体調がいい人は食中毒の症状が出ず、慢性的に免疫力が低い・体調が悪い人は繰り返し症状が出ることがあるようです。

免疫力の低下が原因であたってしまう場合は、生牡蠣を食べるときの体調を万全にするよう気をつけると、あたる確率も下げられるかもしれないとのことでした。

⑤食材を調理・加工する過程で包丁やまな板、手を介して菌が付着

食品衛生法の改正により、食品の衛生管理が厳しくなり腸炎ビブリオが原因の食中毒は減少しているようです。
しかし、ノロウイルスや腸炎ビブリオは、食材を調理・加工した包丁やまな板、手に付着して、調理中に調理器具から牡蠣に菌がついてしまうこともあ
ります。
牡蠣などの魚介類を調理・加工したときは調理器具や手を充分消毒する必要があるそうです。最善は牡蠣の調理には専用の包丁やまな板を使うのがおススメだです。
因みに、ノロウイルスはアルコールに対する耐性が強いので、調理器具にアルコールをスプレーしてもあまり効果を期待できないそうです。
ノロウイルスの死滅には、市販の塩素系漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムが有効だそうです、
ただ、次亜塩素酸ナトリウムを肌につけると荒れるので、手はしっかり洗うことで消毒をしたり、まな板やふきんなどの調理道具を熱湯(85℃以上)で1分以上消毒するのもおすすめだそうです。

でも牡蠣カキは美味しい!

ここまで牡蠣カキの食中毒の原因については共有してきましたが、美味しい牡蠣カキは本当に美味しいですね。
クリーミーで旨みのギュッと詰まった牡蠣は、思わず何個も食べてしまうおいしさです。生牡蠣のまろやかな味わいとツルンとした喉越しもたまりません。

更に

牡蠣カキには栄養素が一杯

牡蠣カキは沢山のビタミンやミネラルが含まれています。ココカラクラブのサイトを参照し共有します。
・ビタミン
  B1:ご飯をエネルギーに変えてくれます
  B2:ご飯をエネルギーに変えてくれます
  B12:これが不足すると貧血や慢性疲労になりやすくなります。
・ミネラル
  亜鉛:味覚障害、免疫力低下、胎児の発育不全が起こりやすくなります
  鉄:これが不足すると貧血や慢性疲労になりやすくなります。
・アミノ酸:うまみ成分が沢山
・タウリン
・グリコーゲン:運動能力やスタミナが低下しにくくなります。

こんなスーパーフードはなかなか無いと思います。

繰り返しになりますが、生産者では毎週、県の職員が検査にきて加熱用、生食用と厳しく検査をしています。このような生産者はたゆまぬ努力をされているので少しでも食中毒を発生させず、さらに美味しく食べたいですね。

こう考えると以前、食べ物との出会いもあるかもしれないと下記の通り投稿しましたが、その人との相性も重要なのかもしれません。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

いつもありがとうございます!

それでは、また次回の記事で会いましょう!

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