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花子ノカコ

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不倫時代を振り返る。私もみんなと何ら変わらない女の1人ということを知ってほしい。特別強いわけじゃない。みんなと同じ場所にいた。
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略奪婚はしあわせ?(現状報告)

略奪婚はしあわせ?(現状報告)

大変ご無沙汰しております。
花子です。

今回は現状報告もかねて現段階での略奪婚の感想をお伝えしたいと思います。

現状の意見を公開するのにあたりアンチ等のリスクがあると感じたため有料とさせていただいております。ご理解のある方のみお進みください。

ご報告の前にDMいただいている方々、お返事が出来ずに申し訳ございません。内容はちゃんと目を通しております。いつもありがとうございます。

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不倫から結婚するまで─孤独なエリア─

不倫から結婚するまで─孤独なエリア─

彼との「関係」が始まった翌朝。

早朝4時ごろ。
手を繋ぎ隣で眠る彼。
繋いだ手に感じる彼の結婚指輪。
そんな感覚をぼんやりと確かめながら目覚めた。

そして、酔いの覚めとともに
私は自分のした事の重大さに怖気付いた。

「奥様と子供がいるのに
どうして手を出したの⁈」

「どういうつもり?」

「これからどうするの⁉︎」

彼がまだはっきりと目覚めないうちに
割と大きな声で問いかけた。

私たち

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私は初めから強かったわけじゃない。

同じように
たくさん悩んだし
たくさん苦しんだし
たくさん泣いた。

どうしていいかわからなかったし
自分の未来が全く見えなかった

あなた達と
なんら変わらない心境だったことを
知ってほしくて過去を書き留めています

不倫からの結婚までの過程 その1

不倫からの結婚までの過程 その1

花子。の自己紹介
アラサー女子。

真面目な両親に大事に大事に、
ひたすら大事にされた少女時代。

過保護な親で高校時代の門限は20時。
高卒で就職してからも門限は変わらず、
まぁ、大事にされるのは嬉しかったけど
不自由を感じることの方が多かった。

異性には興味はあるも上手く話せず、
彼氏どころか男友達すらいなかった。

男性とうまく関わることが出来ないことを
コンプレックスに感じていた
18歳

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不倫から結婚までの過程 その2

不倫から結婚までの過程 その2

その後 彼に出会うまでに2人の男性と恋をした。
気がする。

自分大好きで私に興味を一切持たないナルシスト野郎と
やたらと私を拘束したがる身の毛もよだつストーカー野郎。

覚えているのはそれぐらい。

ストーカー野郎に別れを告げてからは
恋愛なんてもうしないと決めた。

男など誰も信用ならないと思った。

今は目の前のことだけを、
ただ淡々と生きていこうと決めた。

24歳の時だった。

人と関わ

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不倫から結婚するまで ─彼との出会い─

不倫から結婚するまで ─彼との出会い─

社会人サークルで楽しく過ごすようになって1年が経った。
サークルは2週間に1度ぐらいのペースで開催されて
関係性も深まり、信頼できる居場所と感じるようになっていた。

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不倫から結婚するまで ─彼との始まり─

不倫から結婚するまで ─彼との始まり─

彼と出会ってそのまま1年が経った。

その期間、彼と会話した記憶は
両手で簡単に数え切れるぐらい。

そのたった数回の会話も
私の態度は最悪だったと思う。

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不倫から結婚するまで —不倫に溺れる—

不倫から結婚するまで —不倫に溺れる—

あの日から世界が明るく見えた。
何もかもが楽しく感じた。

まだ私は彼に恋をしたという自覚もないまま。

純粋に彼と話したくて仕方がなくなった。
私の意識の中での彼は
恋愛対象ではないものの
”「親愛なる」お兄さん”
に変化していた。

しかし
私は私が不倫するなどと
1ミリも思っていなかったし
当時
私の中では「既婚者」という肩書は
恐ろしく信頼度が高かったため
「既婚者」の彼が私に手を出すなど

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