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漆喰DIY🏡 白は白でも白が違う

漆喰といえば白。
お城のまぶしいような壁の白。
イメージとしては姫路城

DIY初心者、腕も技もないのでお城のような滑かな仕上がりはとっととあきらめて色々模様をつけて塗っていきます。
(本当は滑らかな仕上がりに憧れていました)
図らずも3種類の漆喰を塗るはめになった我が家。
塗ってみてわかる、漆喰は同じじゃない。

キッチンリビングは高級カキ漆喰。
とにかく完成させるまでの時間がない。
一番塗りやすいものを、と希望したらお勧めされたのがこの高級カキ漆喰

高級カキ漆喰

寝室、玄関は本格漆喰。
今度は時間の制約がなかったのでちょっとでも安い漆喰を選びました。
そこまで高級でなくてもいいでしょう、と

本格漆喰

階段とトイレは通称「一材」
足場が大変な階段。
塗っている間は使えなくなるトイレ。
何とか早く塗り終えたい、という希望にまだ定番商品になっていない下塗り要らずで一回塗りで塗り終えることができる「一材」をロハスさんが勧めてくれました。

一材

色はどれも同じ「ミルクホワイト」
写真では違いがわからないと思いますが、白が違うんです。

(しろ)またはホワイトは、全ての可視光線乱反射されたときに、その物体が全ての波長の可視光線を(ほぼ)100%乱反射するとき、その物体は白いという。
色材の発色の観点から見ると、白は他の色と著しく異なる。一般の色材は白色光の中の特定波長を吸収し、残りの波長領域が目に入って色として感じられるのに対し、白の色材は特定波長を吸収しないために、白色に見える。物体の表面を見たヒトが知覚する色である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

そう、白は光を反射してできる色。
反射具合によって白が違うんです。

高級カキ漆喰は粒が細やか。
塗るのが滑らかで楽。
初めてのDIYで時間が非常にタイト。
とにかく塗るのが楽なのがいい。
平らに塗った部分の手触りはゆで卵をむいたよう。
いつまでもスリスリ撫でていたい感触。
白が柔らかいんです。

高級カキ漆喰

本格漆喰はカキ漆喰よりは粗い粒。
手触りは卵の殻のよう。
DIYの腕が上がって最初よりは平らに塗れたのに真っ白な壁と天井は病室のように感じる。味気ないので絵を描こう。キャンパスとしては上出来で、花を咲かせて鳥を飛ばせて、次は何を描こうかと楽しめる。
白が少し硬いんです。

本格漆喰

「一材」はとにかく粗い。
手触りは打ちっぱなしのコンクリートとブロックの中間のよう。
下塗りがいらないので1日で施工できるのが嬉しい。
住みながらのDIYでは階段に何日も脚立をたてておけないし、トイレが使えなくて公園に走るもの日中しかできない。とにかく早く施工を終えたい。
そんな願いを叶えてくれる「一材」
白は壁(石)ではなく紙のようにざらついている。

一材

同じメーカーの同じ色でも感じる白が違う。
漆喰、漆喰といってもメーカーが違えばきっともっと違う。
今はいろいろな漆喰が出回っています。
タンクを開けてすぐ塗れるもの、粉を加水してこねるもの。
昔ながらの自然素材だけで作ったもの、化学物質を加えたもの。
詳しいことはそれぞれのメーカーさんがそれぞれの用途に合わせて作っているのでメーカーさんにお任せするとして、塗った壁の感じは住んでいる人が感じるもの。
壁は暮らしの中で最も目にすることが多いところ。
家の中で住んでいる人を包んでいるのは壁と天井。
塗ってよかった。
(材料ケチらずに全部高級カキ漆喰にしとけばよかった、とも思いましたが、お絵描きのきっかけになって楽しんでいます。終わりよければすべてよし)



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