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「GIGAスクール構想で変える!」を読んでみた感想

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「GIGAスクール構想」について学んでいる,いえやすです.

GIGAスクール構想とは文部科学省から「子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育 ICT 環境の実現を目指し,1人1台端末環境を図るもの」と言われています.
※詳細は下記をご参照ください.

コロナ禍の影響だけではなく,今後必要なICT活用術を学んでいかないとなと思い,以下本を読んでみました↓

小学校高学年を担当している教諭が実践例も含めて述べられた書籍で,タブレットPCを使用した授業の良さを本書籍と私の経験から抜粋して3点紹介します.従来の紙資料配信や対面授業と比較しながらまとめました.

①場所・時間を問わずに取り組める
 今までのレポートの提出方法は,学生がプリントアウトし,学校の規定のレポートボックスに提出する方法が多かったかと思います.しかし,タブレットPCでは,時間・場所に関係なくメール等で提出できます.つまり,提出直前まで学生は思考錯誤できます.
 教員も同じように効率化された点があり,今まではレポートについてフィードバックする際に,学生に連絡し直接対面でないと行えませんでした.しかし,タブレットPCでのデータのやりとりでは,時間調整しなくても容易にフィードバックも行える点が非常に効率的です.もちろん全てをデータ配信のみではなく,対面で話した方が良いと思った時には学生を呼び出すようにしてます.全てが対面でなくてもよくなった点が効率良いですね.

②情報を送りあえる
 紙ベースの授業形式では,学生から教員に,また他学生に情報を送る習慣がなかったかと思います.自分の意見を他者に伝える,他者との意見交換を行える能力は社会に出てから必要かと思いますので,その点がタブレットPCの強みです.

③データを蓄積できる
 紙ベースでもファイル毎に保管すればデータを蓄積できることには間違いないのですが,タブレットPCで学習する文化が導入されることで,紙ベースの時よりも多い情報量を蓄積できるようになりました.また,紙ベースの資料に加えて,ネット上の情報もあわせてデータ蓄積できることが強みです.調べたい内容がネット上にもわかりやすく解説してくれている時代だからこそ,専門書にあわせて,そのデータも蓄積しておきたいものです.

この3つの中で,私自身,教員として最も仕事が捗るようになったと思うのは
①場所・時間を問わずに取り組める
ことですね.

これ体験するとわかりますが,自分が取り組みたい課題をまとまった時間に行えることは非常に有用です.一気に課題遂行できます.

教員目線で考えると,
・授業資料の印刷も要らない(ケースに応じて印刷しますが)
・他者と会うための調整時間も要らない
・他者に待たされる(相手が遅刻する等)という時間もない

と,かなり効率的です.

繰り返しになりますが,全く他人と会わなくてよいと言っているわけではなく,直接話した方が良い時はあえて会って話す時間を作ります.

最後に,ICTは手段であって,目的は教育成果をあげることです.
ICTを活用して教育成果をあげたい方へ,何か参考になれたらと思います🤗

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