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未来の自分を助けたはなし

はじめに

noteには「かつての自分が知りたかったことをシェアします」という文言を何度か書いているのですが(同じような方のお役に立てたらという意で)、「未来の自分を救うこともできるんだなぁ」と思ったはなしを書きたいと思います。

noteをはじめたり、やめたり

実は、noteにアカウントをつくったのは、2014年の夏頃。当初は童謡詩や短歌をのせていくつもりでした。(ほとんど更新せずじまい)

時は経ち、このアカウントをよみがえらせたのが、ひらりひらりと飛んで2018年の末頃。きっかけは忘れてしまいましたが、今の職場での修行期間をセルフ・ドキュメンターのように記録しておこうと思い立ったのです。われながらわくわくする思いつき!

それで、しばらくは記録していたのですが、いざ4月から担任としての仕事がはじまると、もう大変なことばかり、記録する余裕がほとんどなくなってしまいました。

いかんせん、学園ドラマのような事件が日々起こります。小規模で風変わりな学校なので、特別なニーズを持った子が集まりやすい(人手も足りない)というのもあり、エネルギー切れを起こしていました。

更新しないどころか、過去記事を消す

あるとき、本気の本気で退職を考えるくらいの苦しい事件が起こりました。「自分なりにすごく頑張ってこれなのだから、もうこの仕事を辞めよう」こう考えて、noteに公開していた記事もこっそり下書きに戻しました。なんだか気恥ずかしくて、情けなくて。記事には目を通す余裕がなかったです。

つづけることに決める

そもそも、わたしのやりたいことは教育なのか、何なのか。シンプルに、好きなことってなんだっけ。数ヶ月にわたって、問い直しました。

あるとき、仕事の内容をすべて書き出して、好きなところ、やりがいを感じるところ、負担に感じるところを振り分けてみたことがありました。

そうすると、これまで漠然と感じていた「負担感」の正体がよく見えました。何より、すでに受け取っているものの大きさに、改めて気づかされました。仕事の中にやりたいことがたくさんあるし、価値観の合う素敵な方々にも囲まれている。わたしってば、なかなか恵まれているじゃないか!

この状況への認識がくるっと変わった瞬間でした。

あともう一年頑張ってみよう。そして、どうなるか見てみよう。そう決めたのが、去年の秋〜冬のことです。

そして、noteを読み返す

いろいろあった2学期を終えて、ほっとひと息ついた年末年始。そろそろ、またnoteを開いてみようかなと思い立ちました。

そこで、過去記事に目を通してみると・・・なかなか良い!シンプルに初心を思い出しました。自分の書いてきたものにわくわくするし、妙に元気が出るというか、励まされるというか。

きっと、わたしの記事が参考になる人は限られているでしょう。それでも、自分自身にはかなり効いている。それだけで、十分書く意味があると思えました。

まずは自分に響くものを

そんなわけで、まずは自分のなかに響いているものを聴く。その中から、みなさんにシェアできるものを取り出す。これから書きつづけるにあたっては、この手順をずっと大切にしていきたいです。それが、未来の自分を助けることになると信じて。

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