聴く、思い描く、再現する
非常事態に思うこと。
「外出しないで」という一斉の号令(っぽいお願い)が出されていますが、良いのか悪いのか、個々の状況に合わせて自己判断する余地がほんのりと残されています。
わたしはこの頃、降りてくるもの(上からの指示や偉い人の思想や哲学)に対しては、丸ごと借り物のように取り入れるのではなくて、「個々の状況に合わせて」取り入れようと心がけています。
あくまで、わたしを司るのはわたし。
それは、耳を塞ぎ、外の世界を完全に閉ざしてしまうこととは少し違います。
むしろ、自からであみ出す手がかりとして、それに値する情報はきちんと参照するし、先人の知恵や思想もきちんと学ぶ。
自らのものになるまで、しっかり噛み砕いて付き合えたらと思うんです。
そうすると、他人の横槍に左右されなくなるし、自然と、他人の意思決定も尊重しようと思えます。
そういう意味では、これまでとやることは変わらないのかな。
いろんなところに書き散らしているので繰り返しになってしまいますが、改めて、わたしが大切に思うことをまとめてみました。
またいつか非常事態を迎えた時の備えとしても。
聴く
まずは、自分に聴く。本当はどうしたいか、何が大切か。最初は雑音がするかもしれないけれど、深いところからの澄んだ声が聴き取れるまで、耳を傾けつづける。それを選択したときに、どんな感じがするか。自分の体感はどう変化するか。
思い描く
真の願いがわかったら、それが実現したところをひたすら心に思い描く。温度や湿度、肌ざわり、香り、味、音、気分。すみずみまで、体感をともなって。あるいは、自然と思い浮かんでくる絵をしっかり視る、キャッチする。
再現する
心に思い描いたもの・浮かんでくるものを、手足をつかって形にしていく。そのイメージに近づいていく。パフォーマンスは形として見えにくいから、記録をつけていく。
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ここまできたら、振り返りをして眠る。そしてまた思い起こす、聴く、再現する。それを日々繰り返していく。
これでいいのかな?と迷うことも多いですが、いろいろ試してみて、その度に「形」に聴いて。そうやってなんとか前に進んでいきたいと思います。
サポートしていただけたら、毛糸を買って何か編みます☆彡