【騒音不動産】木造は音が漏れまくり?隣のティッシュを取る音さえ聞こえる部屋に住まない方法
部屋選びの際に防音性って気になりますよね。
自分の生活音が聞かれてしまうのも嫌ですが、隣人の生活音もできれば聞きたくないものです。
以前下の住人が深夜にものすごい爆音を鳴らしていたことがあり、ねむれない日々が続きました。
生活する上で防音性は切っても切り離せません。
・木造って防音性低いの?
一般的に木造は防音性が低いと言われています。
これはどうかというと、その通りです。
鉄筋コンクリート造(RC造)と比べると、防音性は低めです。
ただ軽量鉄骨造と比べると、そこまで差は感じれないかなって感じです。
木造 ≦ 軽量鉄骨 < 重量鉄骨 < 鉄筋コンクリート
式で表すとこんな感じです。
壁の厚さは以下の通りです。
木造 10cm程度
軽量鉄骨 10~12.5cm
重量鉄骨 12.5~15cm
鉄筋コンクリート 15~18cm
防音性を最重視したいならば、鉄筋コンクリートをおすすめします。
ただ近年、プライベートな空間重視ということで音の問題は言われがちです。
木造だろうが軽量鉄骨だろうが、ある一定以上の防音対策は施されていることが多いです。
ということがあるので不動産も「大きな違いはないですねー」なんて答えることがあります。
結局周りに住む人がどういう人かっていう話ですからね。
防音性を最重視する人以外は、鉄筋コンクリート以外も見てみて次のやり方を試して防音性を確かめてください。
・防音性を確かめる方法
これはあくまでも簡易的なやり方です。
やっておけば絶対に安心ってものではないのでお気をつけください。
内見時に出来るものばかりなので、参考程度にやってみてください。
①壁を軽くノックしてみる
壁をこんこんとノックしてみて下さい。
ノックしてみると、中がカスカスのような軽い音かぎっしり詰まって重い音がします。
柱のようなものが入っているだけの可能性があるので、何箇所かやってみましょう。
すべての方向の壁に向かってやってみるのもいいかもしれません。
ただ隣人には迷惑なので、不動産屋に確認した上で、軽くノックするくらいがおすすめです。
鈍い音がすれば防音性は高いです。
軽い音のときは、防音性が低くなる可能性があります。
軽い音でも遮音性のある素材の壁である可能性があるので、一概には言えません。
二重壁のGL工法ってものだと、鉄筋コンクリートの中では防音性が低いものと言われています。
②部屋の中で手を叩く・少し大きめの声で喋る
手を叩いたときの反響の有無で確かめることができます。
また少し大きめの声で喋ることでも、その反響を確かめられます。
反響が強いほど防音性が高まりますし、反響が外に抜けてる感じがしたら防音性が低い可能性があります。
③隣の部屋のドアとの距離を測る
隣の部屋のドアが近ければ、壁が薄い可能性があります。
逆に隣の部屋のドアが部屋の広さと比べても離れていれば、壁が厚い可能性があります。
ただメジャーで測るのは恥ずかしいという方もいると思いますので、玄関に入る前に足幅で覚えておいてください。
隣の部屋まで1歩分とか、自分の足10個分とか、それでも多少は参考にはなると思います。
④壁式構造を聞いてみる
マンションには3つの構造があります。
「ラーメン構造」「トラス構造」「壁式構造」です。
特に見かけるのが、ラーメン構造と壁式構造です。
この中でも最近はラーメン構造が多いようですが、壁の厚さにはばらつきがあります。
なので、ラーメン構造のときは壁の厚さを聞いてみましょう。
ただ不動産の方は壁の構造含めて、知らないことがほとんどです。
物件情報を見ても、そこまで書いてませんからね。
そして管理している人に聞いても「分かりません」と言われる可能性もあります。
・結局は隣人
色々調べても結局は隣人次第なことが多いです。
木造だろうが、鉄骨だろうが、鉄筋だろうが、上下の音は結構聞こえます。
そして左右についても、どんな人が住んでいるかによってきてしまいます。
自分が最初に話した爆音のマンションは確か鉄骨造だったと思います。
なので運ゲーになってしまいますが、今回のことを試してみて「ティッシュの取る音すら聞こえる」なんてことがないようにできれば幸いです。
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