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いえながのやくそく vo.19

8月9日2020年

暑い〜〜!!

8月に入って梅雨明けしてから連日の猛暑!

毎日のように降りまくった梅雨の7月から一変しての暑さ、たまりまへんな。w

こういう時は自然にこのアルバムに手が伸びる。

キューバのレジェンドなピアニスト、Ruben Gonzalesでリラックスしたい。

La Enganadora - Ruben Gonzales

Ruben Gonzalesはブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのメンバーで僕はそこで初めてルーベンを知った。

元々はこのブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを企画したライ・クーダーが好きで、映画を見る前にサントラのCDを買って聴いていた。
そしてこの気持ち安らぐピアノがとても気になってきてリーダーアルバムを探したのだった。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのアルバムを聴いたことでキューバへの興味が募り、行ってみたのは25、6歳の頃かな。まだキューバへの直行便はなくてメキシコ経由で行った覚えがある。
旧ハバナ市街のバーやカフェではまさにこういう音楽が流れていて、タイムスリップしたような気分になった。
ではブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブから一曲聴いてください。

Orgullecida - Buena Vista Social Club

いいなぁ、たまらん。

なんだかいろいろ思い出してきた。ハバナでの昼下がり。
今日みたいに暑い日だった。

人もまばらなBARに入ってラム酒をストレートで飲んだ。
日本で飲むのとは違って、すいすいと喉を通っていく。
ハードリカーを飲んでるという感じがしなくて、素麺の麺つゆでものんでるようにツルツルと入ってく、不思議な気分になった。

そして葉巻に火を付ける。
なんとも異国の味がする。
童顔の僕がラム酒を啜りながら葉巻を燻らしているのは側から見たらおかしかったろう。でも当時の僕がキューバでやりたいことはまさにこれだった。キューバの雰囲気を味わいたかったのだ。

そのBARは時間が進むのがとてもゆっくり感じられた。
もう20年以上前になるが今はどうなってるんだろう。
やっぱりまだ時間の流れとは無関係かのようにそこに在るのか、それとも。。

そしてこのキューバ旅行の何年か後に来日したブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブと野外イベントで一緒になって対バンさせてもらったのも不思議な縁だった。

ではブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの歌姫の曲を聴いてください。

Donde estabas tu? - Omara Portuonde

録音がまたええがな!

声も楽器の音も、その場の空気が詰まっていて、この録音そのものがタイムマシーンみたいに感じる。そこに自分もいるように錯覚しちゃえる。
う〜〜ん、音楽ってすごいなぁ。

これはキューバに行って生でその場で聴いてみたくなる。
20代の自分が衝動的にキューバに行ったのがよくわかる。

当時、キューバではセッションする店がないと聞いていたので楽器は持っていかなかったけど、行ってみればJAZZをやっている店もあって、ミュージシャンと話してると楽器はないのか?と聞かれたりセッションもできるようだった。
JAZZ CLUBで出会ったトランペッターはMILES DAVISのレコードを一枚だけ持ってると自慢していた。(持ってることがレアなのだ)

なんせ食べ物もなにもかもアメリカや日本とは違いキューバは物資が少ないのだ。彼が持っていたのは『Relaxin’』だった。
一枚しかもってないけど、それを聴きまくってコピーしまくって骨までしゃぶり尽くしていた。そんな彼のプレイはJAZZのレコードを一枚しか持ってないとは思えないほど素晴らしいJAZZだった。

It Could Happen to you - Miles Davie Quintet

うぉ〜〜、なんか込み上げてくる。

僕もこのアルバムは聴きまくった。
家で車でバーでJAZZ喫茶で。
そのトランペッターと拙い言葉でコミニケーションできたのは、このアルバムのマイルスやコルトレーンのソロを誦じるまで聴き込んだ愛着がお互いに伝わったからだろう。しばらく聴いてなかったけど、いつ聴いても最高。


そう、キューバへは楽器を持っていかなかったけど、ライブやクラブに音楽を聴きに行って、そこにいる人と話したりすると「セッションしよう」という話になる。
ある時、盛り上がってるクラブがあるという話を聞いて行ってみた。

教えてもらった場所に着いたらそこはどうみても団地だった。

場所を聞き間違えたと思ったが、よく見ればその団地の一階の集会所みたいなところに派手に着飾った男女がたむろっている。
豪華なダンスホールを想像してたから意外だったけど、中はめちゃめちゃ盛り上がっていてみんな躍りまくっていた。

そこでも誰かに話しかけられて、ミュージシャンだが楽器がないと答えると、じゃぁ踊りを教えてやろうということになり、気付いたら振り回されるように踊らされていた。
いろんなステップを説明しながら教えてくれてるんだがなんせ動きが激しく、僕はもうロデオマシンに乗ってるような感覚で、振り落とされないように相手にしがみついてるだけだった。

サルサのビートと薄暗い中でキラキラ光るミラーボールと激しく踊る褐色のキューバ人達。

20年前のキューバの団地の集会所での思い出。

日本に帰ってからもキューバで買ったこのアルバムを聴くたびに思い出す記憶。

Esto te pone la cabeza mala - Los Van Van

なんせ暑い国では急いではだめだ。

バテるし疲れる。
のんびりと構えていこうじゃあ〜りませんか。

とはいえ今週はアルバム制作も佳境に入ってきたり、ライブの準備だったり、子どもらは夏休みで遊びたいしと、毎日がてんこ盛りで何かに追われるように予定を消化していってる。

無意識にせっかちになっている気持ちをスローダウンするには音楽を聴くのがいい。

音楽を聴く時間をもっと作って気持ちのチューニング整えていこうと思います。

最後にすこし告知させてください。

8月19日に新バンド立ち上げます。
その名も『Golden High Pine House』

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不思議な縁で集ったメンバーでどんな音楽が産まれていくのかぜひ一緒に楽しんで欲しいと思っています。

やっぱり観たり聴いたりしてくれるア・ナ・タが加わることで、音楽はまたケミストリーしていくものだから、ぜひセッションに参加する気持ちで観てくれたらなぁと思います。

あ、こうやって文章にするとなんか重いなぁ。
お気軽に観てくれたらと思います。w

会場は我らがホーム渋谷BYGですが、コロナの事情で今回は配信ライブとなります。配信方法など詳しくはまたおって告知しますが、初めてのことなのでいろいろ不手際もあるかもしれないけど、とにかく精一杯準備するのでぜひ観てください。

8月19日の20時から配信予定です♪

ではまた来週、アディオス!

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焼き鳥の気分だな
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家永慎也(Shinya Ienaga):音楽家/Sax奏者/作・編曲家  Official site:ienaga2020.com
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