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頭のネジが外れる気分。私たちは消された展2020

Instagram、Facebook、Twitterなど、SNSを通じて自身のアート作品や思いを発信する機会や人口が増えて、様々な情報にネットを通して触れられるようになりました。

一方で、ネット上の都合で”不適切”と認定されたものは、発信者や受信者の意を問わずに削除されることも増えました。

それでも、せっかく生み出した自身の作品を、世に発表したい!という方々が、

・削除された写真を展示してしまおう!
・SNSでは上げられないような写真を展示してしまおう!
・好きな写真を自由に展示したい、見てほしい!

という考えに至り、開催されたのが「私たちは消された展」です。

”戦場”ならぬ”扇情”カメラマン・酒井よし彦さんが主宰されていた展示会です。

去年に引き続き行われていて、今年は2月某日に開催とのお話を聞き、開催初日に初参加いたしました。

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不適切と称されるだけあって、飾られていた作品は思わず唖然とし、目をそらすけど見てしまいたくなるようなものばかり。

最初は驚きを隠せませんでしたが、

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出展者直々の作品解説があったり、


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節分の月にちなんで女体盛りのレセプションパーティーが行われていたり、


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種類豊富かつ普通では手に入らないような貴重なグッズの数々が販売されていたり、

とにかく内容が濃厚で、終わる頃にはすっかり裏世界のアートに魅了されていました。

感動にも似た気分を味わうことができて、

・自分たちは、出展者の方々の社会の常識や固定概念に囚われない自由な表現に惹かたこと
・人がやらないようなことをするからこそ面白くて希少性が生まれること

を学び、常に思考をフルスロットルで回し、
色んなことを経験・表現してみようという勇気を与えられました。


ファッションにおいても同じで、

「こんな格好ダメなんじゃないか…」
「こう思われたらどうしよう…」

と思って、自分が着たいように洋服をきれない時がありました。
しかし、この展示会を見た後改めて考えてみると、ダメなんじゃないかと思われるくらい強烈な個性がある方が、相手にとっても自分にとっても印象を残すことができるのです。

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興味という興味がえぐり引き寄せられる「私たちは消された展」は、来年も開催されるかもしれないとのこと。

気になる方はぜひ足を運んでみてください。

そして、#私たちは消された展
で投稿が消えてしまわぬうちに検索してみてください。