見出し画像

闇が深い住宅ローン40年超。後悔する前に『コレ』を対策

こんにちは。工務店探しのイエログです。
いつもご覧いただきありがとうございます♪

『イエログ』初心者さんへ
【あなたがまだ知らない地元の住宅会社】
を多くのSNSやWEBサイト上でご紹介している住宅情報マガジンです。
住宅会社や他のブログが見たい方はコチラをクリック‼
https://www.ielog-home.jp/blog/

【施工事例が見たい方は】
〇Instagram ▷ こちらをクリック
〇Facebook ▷こちらをクリック
〇pintarest ▷こちらをクリック
【家づくり情報が見たい方は】
〇Twitter  ▷こちらをクリック(家づくり情報を掲載)
〇スレッズ こちらをクリック(家づくり情報を掲載)

多くのお家や家づくりの最新情報を掲載していきますので、ぜひWEBサイトをはじめ、SNSもフォローして家づくりの参考にしてください!
そしてイエログnoteでは、

☆家づくりに役立つこと 
☆注意すべきこと

など、今後起こりうるであろう事柄や家を建てたユーザーの不満などを
ピックアップしてわかりやすく記事を投稿していきます♪
興味がある方はぜひフォローをしてお待ちください♪

はじめに

今回は住宅ローンについて解説をしていこうと思います。
昔はフラット35が流行った通りで、「住宅ローンを組むなら35年‼」というものが当たり前でしたが今では「40年~50年」とさらに長期の住宅ローンが出てきて、その期間を選択する方も徐々にですが増えてきました。

でもそれって本当に組んでいいのでしょうか??
もし40年以上の住宅ローンを組んでいきたい方はぜひ最後まで読んでいただき実情を知ってもらってから超・長期の住宅ローンを検討するようにしてください。
今回は、40年以上の住宅ローンを組んだ場合どんなメリットがありデメリットがあるのか解説していこうと思います。

【注意】長期&変動金利を組む人はここは気を付けて

出来るだけ長期そして変動金利を組んでいこうと考えている方はぜひ注意してもらいたい内容です。
それは住宅ローンの満期が来て支払いが終わっても最終的に多額のお金を払わなければいけない可能性があるということを肝に銘じておいてください。

詳しく解説をすると・・・・
変動金利に付随している制度で1.25倍ルールや5年ルールというのは聞いたことありますか?

◇1.25倍ルール&5年ルール
➡仮にあなたが変動の住宅ローン金利を1%で組んでいたとしましょう。
その時、日本の市場が変わり住宅ローンの変動金利がいきなり3%になってしまいました。本来であれば、1%で組んでいたあなたは急に3%の支払になります。ですが、そうなると生活や支払いに苦しむ家庭が増えてしまいます。そこで1.25倍ルールというものが生まれました。
それは金利が急に3%になっても「現状組んでいる金利から1.25倍までしか上がらない」というルールで、今回の例で考えると住宅ローン金利が上がっても1.25%の金利しか掛からないというルールです。しかし一生1.25%なのかというとそうではありません。そこで使うのが5年ルールというもので5年おきに1.25倍ずつ上がっていくということです。

例)金利が1%➡3%になった場合
1  ~5年間   1%の金利
6  ~10年間    1.25%の金利
11~15年間    
1.5625%の金利
※以下同文
ご理解いただけたでしょうか?1.25倍ルールと5年ルールがあるので急に支払いが増えることはなく、支払にそこまで困ることはないでしょう。

【要注意】
ここで注意しなくてはいけない点があります。
では1.25倍ルールと5年ルールの適用で支払いが急に大変になることはなくなりましたが、、絶対に気を付けてください‼
先ほどの例で1%➡3%に上がったら、月々の住宅ローンの支払いは1.25%で大丈夫という話をしましたよね。
では残りの1.75%はどこに行ったのでしょうか。銀行さんが肩代わりしてくれているのでしょうか?
実は違います。これは『未払い利息』として住宅ローンの完済が終わったタイミングでまとめて請求が来ます。その時に貯金を使って一括で返済するか再度借り入れをするかなどして払わなければいけません。
その一括で来た支払いタイミングは大体老後もしくは高齢になっているときです。だからこそしっかり盲点を理解して組むようにしましょう。これは住宅会社でも教えてくれないケースがあるので注意が必要です。
ではここからメリットデメリットについて、そして気を付けなければいけないポイントを書いていきましょう。

40年超の住宅ローンを組むメリット

返済額の負担が減少する

当り前ですが、出来るだけ長期で住宅ローンを組むことによって35年と比べて金利は上がってしまいますが、住宅ローンの返済額の負担を軽減することが出来ます。でも銀行によっては長期にしても金利の上乗せがない金融機関もありますのでぜひ探してみるといいかも‼
今回は金利が上がらない前提で例を挙げてみましょう。

例えば)
4000万円の住宅ローンを組んだとして35年と40年ではどのくらい返済額が違うのでしょうか。
35年の場合)4000万円・金利1%だと月112,914円です。
40年の場合)4000万円・金利1%だと月101,142円です。
たった5年の違いで月11,772円違います。

目先の支払いを減らしたい方はオススメです。

住宅ローンが通りやすくなる

金融機関の住宅ローン審査の目安において『返済比率』というものがあります。
返済比率とは年収に応じてざっくりですが、月々の返済負担額上限が定められており基本的にそれを上回る住宅ローンの借り入れが出来ないこと。
なので、月の返済額の上限が10万円の人が月の返済額10万円以上発生する住宅ローンは組めないということです。

話を元に戻しますが、住宅ローンをなるべく長期にすることによって月々の返済額を減らすことが出来ます。よって住宅ローンの審査に通りやすくなるということです。ただし金融機関によっては住宅ローン完済年齢が定められており、70~80歳までには支払いを完済させるようにしなければいけません。単に長期を借りればいいのかというとそうではなくて借りられない可能性もあるということです。
例えば借りたい金融機関の完済年齢が70歳だとしたら30歳までに借りれば40年の住宅ローンを組むことが出来ますが、35歳だと40年の住宅ローンは組むことが出来ませんので、しっかり年齢も含めて把握をしてください。

40年超の住宅ローンを組むデメリット

定年過ぎても払わないといけない可能性がある

基本的に家づくりって27~28歳を過ぎてから考えられる方が多いかと思います。ですが、そうなってくると完済を終えるまでには67~68歳と仕事を引退しても支払いを続けなければいけない可能性があります。
年金だけでは払えない可能性が高く、その住宅ローンの支払いをするためにまた再雇用として働かなければいけないということを認識してください。

金融機関によっては金利が上がる

住宅ローンの金利を長期にすればするほど金利が上がる金融機関がほとんどです。さらに先ほどの1.25倍ルールと5年ルールを思い出してください。
金利が上がり続ける前提ですが、長期になればなるほど『未払い利息』は増え続けます。
70歳に『完済した‼やっとだ~』と思っても、突然何百万の請求が来たら堪ったものではないですよね。それも仕事を引退してたら尚のことです。
そういう意味を考えると将来の支払いも考えて貯金が出来る人が40年以上の住宅ローンに向いているのかもしれません。

長期ローンが怖い方は『これ』を意識しよう

長期ローンを借りる場合には、繰り上げ返済を意識した毎月の貯金を取っておくことがとても望ましいです。
例えば)月5,000円でも変動金利の為の貯金をすれば年間で6万円、40年で約240万円貯めることが出来ます。
そうすれば仮に何かがあったとしても対応することが出来ますし、その貯金したお金で繰り上げ返済を行えば月々の負担額を減らすことが出来ますので毎月少しづつでも大丈夫です。『変動金利 安心貯金』を行ってみましょう!

最後に

今金利が上がるかもしれないと騒がれていて、実際イエログブログ筆者も近い将来で住宅ローン金利は上がると思っています。
それをきっかけに40年や50年の住宅ローンは主流になってきて当たり前になってくるかと思いますが、その反面デメリットがあるということを必ず気にしてください。
やっとゆっくり休める老後において支払いに追われるなど精神的にもきつくなってしまうので、各家族ごとに計画的に動いていく必要があります。

もし質問などがあればぜひお気軽にご質問ください。

ではまた次回‼
イエログ本部

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?