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蓮のお花と金剛薩埵

こんにちは!
idumi.artのいづみです。
周波数を整え、感性を高める動植物画アイテムを作っています🦋


前回大賀蓮のお話の最後に、仏教との繋がりに触れました。


蓮や蓮華というお花は、泥水の中にあっても汚されず清浄であり、そこから綺麗な花を咲かせる姿が、仏教においての涅槃の境地と合致するということから仏教のシンボルとされています🪷

そもそも、、
蓮という名前の由来は、花の中心の花托が蜂の巣の形に似ていることから“蜂巣”と呼ばれていて、それが変化して“ハス”となったとあります。



その花托部分は、ひとはだに温かく、愛のエネルギーを空間に発しているのです。

筑波大学コラムより



仏像の多くは“蓮華座”という、蓮の花が開いた形の台座に乗っていますが、そのことと花托の発熱には繋がりがあるんじゃないかなぁと思っています。
今日も大賀蓮を見ていたら、そばにいた方が開きたてのみずみずしいお花を見つめながら「お釈迦様が座ってるっていうのも分かる気がするよね〜」と会話をしていましたが、花托からは人肌の温度が確認できる事実からしても、ここに宿る“魂的な何か”があるのかもしれないと思うのです。



仏教のお話の中には、蓮の花というのは
“衆生を救いつくせないことのために
観音菩薩が流した涙から咲いた花
とも言われています。


インスタにも投稿しましたが、オーラソーマという英国のカラーセラピーのなかにはピンクとクリアの「蓮の花のなかの宝石(The Jewel in the Lotus)いう名のボトルがあり、
慈悲・流されない涙の井戸・内なる仏性”などを意味しています。


人生にはコントラストとして様々な出来事が起きるのは必然ですが、実は全ては幻。。
このお花の、白からピンクの綺麗なグラデーションは「色即是空・空即是色」を表現しているのかななんて…





と。
前置きは長くなりましたが、(個人的ですが)蓮華座といえば“金剛薩埵”が浮かびます。

国宝 金剛薩埵菩薩坐像

金剛薩埵(こんごうさった)とは

大日如来の仏母的存在、また金剛部諸尊の部母として
密教において尊崇される菩薩
(普賢菩薩と同体とされ、罪障,悪因縁消滅のご利益
愛染明王はこの菩薩の化身とされている)

存在する物質の中で最も清浄なもの、
稲妻、光、ダイアモンドの如く清浄堅固な存在

という意味を持つ。

清らかな“悟り本来の心”を体現していると言われ
白色の肌はその絶対的な清浄性を表している。




昔、霊能の先生のもとで仏画を制作していた時に知ったのがこの“金剛薩埵”
その存在に強く惹かれて自分のためにも描きました。



金剛薩埵を感じていて浮かんでくるのは…
やはり“”です。

涙とは、雨のようなもの。
心が“わたし”を内側から突き動かして、自然にこぼれ落ちるもの。

女性は泣くことに抵抗が少ないかと思いますが、男性こそ心が動いた時には素直に泣いて欲しいです。
悲しみをしっかり感じて欲しいです♡

次回は、悲しみについて書こうと思います。


密教といえば空海さん!

2023年は生誕1250年の記念年とのこと。
こちらには如意輪観音のお話を書いています。



曼荼羅アートセラピーのお話です。