【ヒュージ・リーダーズ入門編】はじめよう！構築済みヒュージ・リーダーズ 統率者レジェンズ2編【ンガスロット船長/Captain N'ghathrod】
はじめに
いよいよ『統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い』が発売されました。
今回は4種の統率者デッキが発売されたので、どれを買おうか悩んでいる方も多いでしょう。
そこで、今回は皆様に提案させていただこうと思います。
「精神剥ぎ」を買って、ヒュージ・リーダーズをやろうぜ！！！
ヒュージ・リーダーズとは？
簡単に言えば、5マナ以上のカードだけが使える統率者戦です。
統率者戦の構築ルールに従い、マナ総量が5以上であるか土地であるカードのみを用いてデッキを構築する。
デッキの枚数は統率者と合わせて50枚で構築する。
開始時のライフの総量は25点、統率者ダメージはなし。
各プレイヤーは統率領域に《荒地》を4枚置き、自分がオーナーのものをプレイしてもよい。
あたりが特徴的なルールです。
普段のゲームでは見られないようなクソデカい効果のカードも飛び交う、非常に楽しいルールなので、ぜひ皆さんもプレイしてみましょう！
…………と言うのは簡単です。
しかし、いざやろうとすると一から50枚揃えるのはなかなか大変ですよね。
そこで、今回おすすめしたいのが構築済みヒュージ・リーダーズです。
構築済みヒュージ・リーダーズとは？
公式から発売されている統率者デッキをベースに改造したヒュージ・リーダーズのデッキのことです。
公式の構築済み統率者デッキには、大抵5マナ以上のカードが一定枚数収録されており、その中には伝説のクリーチャーも含まれています。
メカニズム的にまとまったそれらをベースにすることで、手軽にヒュージな世界を楽しめるのが構築済みヒュージ・リーダーズです。
その他、構築済みヒュージ・リーダーズでは気軽に楽しむことを重視し、以下を目安に構築しようと思います。
・構築済み統率者デッキの収録カードから10枚程度を採用してデッキを構築する。
・土地も構築済みデッキのものをなるべく採用する。
・構築済みデッキ(4800円)と合わせて10000円程度に収まるように構築する。
今回選んだ「精神剥ぎ」ではホラー部族がテーマになっており、偶然にも看板になっている《ンガスロッド船長》は5マナです。
ではさっそく、クソデカいホラーデッキに改造してみましょう。
デッキ
「精神剥ぎ」に収録されているカード
クリーチャー(10)
ンガスロッド船長
マインド・フレイヤー
ヘドロの怪物
罪を与えるもの
破壊的な逸脱者
道理の宿敵
ニヒリス
船砕きの怪物
ブレインスティーラー・ドラゴン
薄暮の刻み獣
ソーサリー(3)
地下墓地より
闇からの摘出
超常使いの儀式
インスタント(1)
幕切れ
エンチャント(1)
リトヤラの反射
土地(18)
溺墓の寺院
無限地帯
邪神の寺院
統率の塔
ディミーアの水路
涙の川
汚れた島
ダークウォーターの地下墓地
島 5
沼 5
追加カード
改良された縫い翼
イリシッドの収穫者
エーテリウムの嫌悪者
恐怖の顕現、ウンブリス
ゲラルフの精神壊し
虚空の大口
尖塔の大長
鏡殻のカニ
蝕むもの、トクスリル
エルダー・ブレイン
金粉の水蓮
呪文詐欺
ゲイルの移し替え
残忍な切断
具現の技
蘇生の絆
アミナトゥの占い
デッキの動き
統率者である《ンガスロッド船長》の能力によるアドバンテージ獲得を軸に、程よく妨害を挟んでいくデッキです。
《呪文詐欺》《ゲイルの移し替え》といった打ち消しや《幕切れ》《残忍な切断》などの除去を要所で織り交ぜ、盤面をコントロールしていきましょう。
注目カード
《改良された縫い翼》
ヒュージ・リーダーズは5マナ以上のカードしか入れることができませんが、5マナ以下で動く手段はいろいろ存在します。
《改良された縫い翼》は《ンガスロッド船長》を出す前から場に展開しておけるホラーであり能力の誘発チャンスを増やしてくれます。
統率領域から荒地をセットしてディスカードするテクニックとも相性がよく、面白い使い方の多い1枚です。
なんとダブルマスターズ2022でコモン落ちしたので入手も簡単だ！
《地下墓地より》
前項で荒地セットでディスカードするテクニックについて触れましたが、このカードは同じ方法で墓地利用しようとした相手を咎めることができます。
しかもイニシアチブを得ることで探索できる地下街では最初の秘密の入り口で基本土地をサーチできるため、こちらはディスカードするチャンスにもなります。
墓地を肥やせば脱出や探査に繋がるため、うまく活用していきましょう。
改良用おすすめカード
予算の都合で採用しませんでしたが、さらにこのデッキを強化したい！というときにおすすめのカードをご紹介します。
《古えの墳墓》《宝石の洞窟》
手軽にマナ加速できる土地たちです。
持っているなら入れて損はなし。
《意志の力》
ヒュージ・リーダーズでは手札を使い切るのが難しいため、手札コストも比較的気にならないことが多いです。
《Eater of the Dead》
聞き慣れないカードだと思いますが、
(０)：墓地にあるクリーチャー・カード１枚を対象とする。Eater of the Deadがタップ状態である場合、墓地にあるそのカードを追放し、Eater of the Deadをアンタップする。
というテキストを持つホラーです。
単体でも相手の墓地利用を咎められるほか、《欺瞞の神、フィナックス》と組むことでライブラリーアウトを狙うこともできます。
おわりに
構築済みヒュージ・リーダーズ、いかがだったでしょうか。
構築済みデッキを改造した方なら経験があるかと思いますが、大抵デッキを強くする過程で重いカードは徐々に抜けていきます。
そんなカードたちを手に取って、ヒュージなジェネラルを据えるのは、普段とは違う楽しみがあります。
少しでも興味を持ってくださいましたら、構築済みでもフルスクラッチでも構いません、ヒュージ・リーダーズの世界へお越しくださるのをお待ちしております。
『統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い』はパックも統率者デッキもヒュージ・リーダーズ向けのカードで溢れているので、ヒュージ始めるなら今ですよ！！！
他の構築済みもヒュージ・リーダーズ用に改良できますので、ぜひ試してみてください。
それでは、いつかヒュージな世界でお会いできることを。
おまけ
ヒュージ・リーダーズの動きに興味を持った方向けの記事はこちらから。
前回の構築済みヒュージ・リーダーズの記事はこちらです。
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