大人のひとりディズニーデビュー

ディズニーランドってすごい。そう思わされた。

私は高校生以来、久しくディズニーに行っていなかった。

この年になると、ディズニーに行く機会がなくなるし、行こうとも思わない。

だけど、ディズニーの映像などを見ると、懐かしい思い出が蘇る。家族や友達と何度も行ったが、ディズニーに行って楽しくなかったことはない。

何より、ディズニー全体に漂う、幸せな雰囲気がたまらなく好きだったことを思い出した。

いざ行こうと思っても、ディズニーに誘う人は思いつかない。流石に男ひとりで行っても楽しくないんじゃないかと思ったが、逆にこれで楽しかったら、ディズニーっすごくないか、とも思った。

そんなこんなでGW真っ只中の男ひとりにはハードルが高そうな日に、ひとりディズニーランドデビューを果たした。

結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかった。冒頭に書いたように、ディズニーランドってすごい、それに尽きるような気がした。

入園してから少しは、家族連れやカップルが多いため、恥ずかしさみたいなものがあったが、いつの間にか全力で楽しんでいる自分がいた。

まさに魔法にかかってしまった。

ディズニーランドは、五感で楽しませてくれる。視覚はもちろん、音楽も心地よく、あの独特の甘い香りが幸せな気持ちにしてくれる。あと、何よりもディズニーランドにいる人全員がハッピーオーラに溢れている。それだけでも、自分も幸せなになれる。こんな世界は他にない。

この世界から帰って、満員の通勤電車に乗ったら、ゲロ吐きそうだ。

そんなことはさておき、ひとりディズニーはリピートしそうなくらい楽しい。

アトラクションにひとりで乗るとか恥ずいと、思っていたが、全然そんなことなかった。結局半分以上のアトラクションに乗ったし、全部楽しかった。懐かしさもありつつ、美女と野獣など新しいものができていて、新鮮な気持ちにもなった。

夜になると、余計に世界に引き込まれるような雰囲気になった。そのせいか、少し感傷的になって２回くらい泣いた。特に夜の花火は、音楽も相まって号泣した。多分ビールを飲んだせいもある。

大人になって初めてきたので、お酒が飲めることにも驚いた。シンプルにディズニーの景色を眺めながら、お酒を飲むだけでも楽しいんじゃないかと思った。

正直、ディズニーランドはひとりで来てもポテンシャルの90%くらいは楽しめた気がする。

だからこそ、この幸せを誰かと共有出来たらいいなとも思った。GWだったので家族連れが多く、家族っていいなと思った。夢がひとつできた気がする。

まあ、長々と書いたかが、もとの世界に戻るとひとりでディズニーランド行ってきたとは言えないのが現実だ。予想の何倍も楽しかったので、せめてものnoteに書き記しておくことにした。