【本人訴訟】 はじめに

【本人訴訟】

(´・ω・)「本人訴訟をするぞ!」

(´・ω・)「まずは民事訴訟法の参考書を読もう!」

(´・ω・)「『判決後~日までに控訴しなければならない。訴訟管轄が~』うーん、大ワクの説明だけで裁判の具体的な中身については何もわからないぞ!」

(´・ω・)「民事裁判を傍聴してみよう!」

(´・ω・)「着席して二言三言しゃべっただけで一瞬で終わったぞ!」

(´・ω・)「裁判所の判例検索で似た事件を検索してみよう!」

(´・ω・)「見れるのは概要と判決だけで、一番知りたい証拠や裁判のやりとりについては何も書いてないぞ!」

(´・ω・)「裁判のマニュアル本を読んでみよう!」

(´・ω・)「どれだけ探しても薄っぺらい本が数冊しかなくて、しかもそのうち2冊が作者違うのになぜかほとんど同じ内容だぞ!」

(´・ω・)「わからないところを弁護士会の法律相談で聞いてみよう!」

(´・ω・)「あまり詳しく教えてくれないぞ!」

(´・ω・)「これ以上調べようがないから訴訟提起するぞ!現代の法律は法律知らなくても裁判できた江戸時代の法律よりも格段に優れた法律を欧米からわざわざ導入したらしいし、自由心証主義で日本は民主主義国なんだから、日本人の常識があればたぶん大丈夫だよね!」

(´・ω・)「」


はじめに

「法律は難しいっていうけど、別に司法資格とりたいわけじゃないし、企業法務や大土地の売買をするわけでもない。

裁判は弁護士がいなくてもできるらしいし、身の回りの小さなトラブルぐらいなら数ヶ月勉強すれば自分で解決できるぐらいの法律知識は身に付くんじゃないの?

むしろプロとはいえ他人に任せるよりも自分のことは自分が一番よく分かるんだから自分でやったほうがいい結果になることもあるんじゃないかな。」って思ったことないですかね。

六法全書や法律の解説書はたくさんあるので、それを読めばその中に書いてると思いますよね。

しかし書いてない。実務的なマニュアルは一般に公開されていないのです。

そして数少ないマニュアル本には「訴状には何を書いてもいい」「民事訴訟は自由心証主義」とかわからないところは常識で考えれば通用すると思わせるようなことも書いてある。

しかし裁判に日本人の常識は全く通用しない。

社会の時間で「江戸時代の法律は一般に公開されておらず『民は知らしむべからず』のろくでもない法律だった。今は法律は公開されていて素晴らしい。」と習うがそれと変わらない。

むしろ江戸時代の法律は日本人の常識が通用するが、現代は通用しないからなお悪い。

江戸時代の法律は悪人を捕まえる法律だから公開しないことで悪人を畏怖させるが、現代の人権教(人権思想)の法律は国家権力を縛る法律だから実務マニュアルが公開されていないことで善人が畏怖しなければならない。

「本人訴訟できる本も資料も本屋やネット上にたくさんある。できないのはお前がバカだからだ!俺は一般人だが本人訴訟何度もやって勝ちまくりだぞ!」って言う謎の工作員いるけど、現実として本人でできる訴訟って借用書がある貸金返還請求ぐらいしかないんじゃないかな。

借用書のある貸金返還請求

裁判のやり方の本にモデルケースとしてだいたい始めに書いてあるもの。
『訴訟は本人でもできる(ものもある。)』って言葉はウソじゃないかもしれないけど、そんなごくごく特殊なケースじゃないと裁判って紛争解決の役に立たないの?

数少ないマニュアル本には「これ以上詳しいことは弁護士に相談してください」と書いてある。その本以上に詳しいマニュアル本は存在しない。
そして弁護士に「受任しない」と言われればわけも分からず一般人は諦めるしかない。弁護士は受任しない理由を説明しない。

(´・_・)。oO実務的なマニュアルがないってことは被害にあってから弁護士に依頼するまでに自分で証拠を収集することは困難なのでは。じゃあ法律で記録を残すことが相手に義務付けられているような問題じゃない限り解決するのって無理なんじゃね?

本人訴訟を経験し、司法に関する巷で流れている噂にはウソが多く、その中には法律家側が意図的に一般人を騙そうと流しているものもあるように感じた。

私は法律関係者ではないが、利害関係者である法律関係者が自分が不利になる情報を暴露することはないみたいなので、得意な歴史の知識と洞察を使って真実に迫って見ようと思う。

古典や歴史の教養も自分より持っている人はたくさんいるが、その知識を現実の世界に当てはめて応用することに関しては自分と同等以上の能力がある人を今までに見たことがない。

民事訴訟法の参考書
3000円以上するような分厚い本でも恐ろしいほど内容がスカスカで実用的に役立つことは何も書いていない。何冊読み比べても同じ。つまりそういう意図で書いてあるということ。


>裁判所の判例検索で似た事件を検索してみよう!見れるのは概要と判決だけで、一番知りたい証拠や裁判のやりとりについては何も書いてないぞ!

一般人には見れない判例をもっと詳しく検索できる弁護士用のサービスがあるらしい。つまり一般人に情報を提供しないためにわざわざレベルの低いサイトを作っているということ。

※詳細な民事裁判記録の閲覧は裁判所に行ってかなりめんどくさい手続きをすれば一応できるらしいが、閲覧申請するためには事件番号が必要で、事件番号を知ることができるのは裁判所が選んだ概要と判決を公開しているわずかなものだけだ。その中で詳細が見れるのはさらに5年以内の事件に限られるから、自分にふりかかったものと似た事件で見れるものは多くないだろう。コピーやメモを取るのも不可。申請してから閲覧できるまで数日かかる場合もあるというように嫌がらせを徹底している。

>どれだけ探しても薄っぺらい本数冊しかなくて、

圧倒的に資料が少ない上に(簡単な書式例が一つあるだけで、それをどう書けば通るかなど)本人訴訟をする人が知りたい核心的なことについては何も書かれていない。

>しかもそのうちの2冊が作者違うのになぜかほとんど同じ内容だぞ!

購入者は少しでも多くのケースを見比べてヒントを得たいのにそれができないことになる。これはその本の著者が自由意思で本人訴訟する人のためによかれと思って書いたというよりも、法律業界の「本人訴訟の手引き書があることは一応アピールしたいけど、実際にはできないようにこれ以上の情報流出は制限するぞ!」という強い意思が背景にあるように感じられる。

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