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SIerエンジニアのお仕事に向いてる人、向いてない人

SIerでのエンジニアのお仕事は、比較的報酬が高かったり大きなプロジェクトに関われたり魅力的な面があるものの、全ての人に向いているわけではありません。本記事では、どのようなスキルや性格がSIerエンジニアに向いているのか、そしてどのようなタイプの人には合わない可能性があるのかを考えてみます。

SIerエンジニアに向いてる人の特徴

  • クリエイティブな問題解決が得意な人
    SIerで取り組むプロジェクトは複雑で挑戦的なものも多く、独創的な解決策を見つけ出すことができる人は、このフィールドで非常に価値があります。たとえば、顧客が直面している問題に対して、ゼロからソリューションをデザインすることが期待されることもあります。

  • 明確に伝えることができる人
    技術的なディテールを、クライアントやチームメンバーに理解しやすく伝える能力は、プロジェクトの成功に直結します。柔軟に調整し、親しみやすく、かつ明確なコミュニケーションを心がけることが大切です。

  • 常に学び続ける意欲がある人
    技術の進化のスピードは著しいです。新しいことを学ぶことにワクワクし、自分の知識を常にアップデートし続ける意欲がある人は、SIerのエンジニアとして長く活躍できます。

  • 適応性が高い人
    SIerの仕事は、多種多様なプロジェクトが存在し、テクノロジーや業界の変化に柔軟に対応する必要があります。例えば、新しいプログラミング言語やフレームワークを短期間で学んで実際のプロジェクトに適用できる能力は非常に価値があり、社内でいろいろな部署から一目置かれます。
    このように、変化を受け入れ新しい技術や方法論に自ら積極的に取り組むことができる人は、この分野で非常に成功しやすいです。

  • チームプレイヤー
    SIerプロジェクトは大規模で複数のステークホルダーが関与することも多いためチームプレイが必須です。他のメンバーと協力し、時にはリーダーシップを取ったり、時にはサポートを行うことが求められます。
    プロジェクトの目標に向かってチーム全体を推進する能力が、より大きな成果につながります。

SIerエンジニアに向かない人の特徴

  • 安定を求める人
    SIerの仕事はプロジェクトごとに要求や技術環境が大きく変わるため、常に新しいことに挑戦する必要があります。同じルーチンを繰り返すことを好む人には、この環境は少し合わないかもしれません。

  • 自発的な行動が苦手な人
    自分から積極的に動き問題を発見して解決策を提案できる能力は、SIerエンジニアにとって不可欠です。指示されたことのみを行うよりも、自分で考え行動することが求められます。

  • プレッシャーに弱い人
    厳しい締め切りや高い期待に応えることが日常的です…。タイムマネジメントやストレス耐性が不安な方にとっては、挑戦的な場面が多くなるでしょう。

  • 単一作業を好む人
    SIerの業務は多岐にわたり、一日の中で異なるタスクに対応する必要があります。単一の作業や長期間同じプロジェクトに従事することを好む人にとっては、参画プロジェクトにもよりますがSIerの環境がフィットしない可能性があります。(一つひとつの作業についていえば、単一作業を行うシーンももちろんありますが。)
    プロジェクトの多様性や変動に柔軟に対応できないと、仕事を楽しむことが難しくなるかもしれません。

  • 独立性が高すぎる人
    SIerエンジニアは、自立して仕事を進める能力も必要ですが、過度に独立してチームとの協力が苦手な人は、チームプレーが求められる環境に馴染みにくいことがあります。
    プロジェクトにおいては、時に他のメンバーとの連携や、共同で問題を解決することが求められるため、全てを一人で行おうとする姿勢は逆効果となることがあります。

結論

SIerに向いてる人、向いてない人について、考え付くことをまとめてみました。SIerエンジニアとして活躍できるかどうかは、スキルや性格がどれだけマッチしているかによるなと思います。この記事がSIerエンジニアのお仕事に就いてる人、これから目指そうとする人の自己分析に役立てば幸いです!

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