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マスコミ勤務。興味があることなどを、業務時間外に一個人として調べて書いたりしようかなと…

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マスコミ勤務。興味があることなどを、業務時間外に一個人として調べて書いたりしようかなと思います。

最近の記事

「化学物質過敏症」の伝え方 自治体掲載の「厚労省研究班のパンフレット」は厚労省の見解とは全然違う

多くの自治体が情報提供を行う化学物質過敏症「化学物質過敏症」と検索すると、大小さまざまな自治体の 化学物質過敏症に関する情報提供のページがヒットします。 都道府県レベルで見ても、 明確に化学物質過敏症について説明するページ等を設けているものが 33都道府県ありました。 その内容は ・原因として具体的に洗剤や芳香剤、食品添加物、残留農薬などをあげる(山形県、宮城県、京都府など) ・オリジナルのパンフレットを制作して啓発する(神奈川県、岡山県、高知県など) など、多くが患者さ

    • 「化学物質過敏症」の伝え方問題 “治療”にお墨付きを与えていないか

      メディアで何かをテーマとして扱うとき、 「困っている人がいて、それを助けようとする人がいる」 という話は取り上げやすいと思うのですが、 「困っている人がいて、それを助けようとする人がいるけど、 その助け方が本当に良いのか疑問である」 という話は、取り上げにくいのではないでしょうか。 まず、助けようとしている人をわざわざ悪く言うようで、 善意にケチをつけている気になります。 特に、助けようとしているのが医師であるケースなど、 専門的な知識が必要な分野である場合、 専門外の人間

      • ネタとして成立しない

        マスコミ勤務あるあるかもなのですが、 ・大事だけど商業ベースにのらないもの ・結論が白黒はっきりしないもの ・やたらと細かいデータが必要なもの ・これまでの自社の見解や姿勢と矛盾するもの  ・訴訟リスクのあるもの …などなど、採用・掲載までの道のりが困難なものがあります。 いわゆる「ネタとして成立しない」というやつです。 そこを成立させるべく突破する努力が大前提とはいえ、 一方で気づいたことを抱え込んでいても仕方ないのではとも思ったりします。 何か問題課題にぶつかった

      「化学物質過敏症」の伝え方 自治体掲載の「厚労省研究班のパンフレット」は厚労省の見解とは全然違う

      • 「化学物質過敏症」の伝え方問題 “治療”にお墨付きを与えていないか

      • ネタとして成立しない