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プログラミング学習失敗の理由は結局1つ

皆様こんにちは。SLスタジオというIT学習プラットフォームを運営している植芝と申します。僕はシステム開発会社を経営する中、長年自社・他社問わずプログラミング教育に携わり何百人も開発者を輩出しました。

その中で「結局学習が成功するかどうかの理由はこれなんじゃないか?」と感じたものがあり、この対策が効果があったよという情報を共有したいと思います。

食えるレベル程度に才能も適性もいらない

僕自身がエンジニアを始めた頃、ある程度フリーランスとして成立するレベルに至るまでは書籍とネットのみで学習を行なっていましたし、誰かに教えて貰ったという経験はありませんでした。

僕の会社では入社後ガッツリ2ヶ月のプログラミング研修を行いますが(弊社は放置系研修ではなくガッツリ講師が教えます)

「それでも続けられないって...何が悪いんだ...!?」

と、何度も研修教材や教え方を磨いていました。これが有料スクールならお金を貰っているし返金は御免なので、研修内容をイージーにして学習者の満足度を優先していたでしょう。

カリキュラムも教材も教え方もこれ以上無いほど最適化してもリタイア率はあまり変わらず、当初の僕は「個人の才能や適性に依存する」と半ば一定数の人間を諦めていました。

しかし、ある時リタイア寸前の成績がかなり低い人材と話をする機会があり「もう、学習方法やテクニック面、なんなら答えを言ってもわからないだろうな」という感情から全く別の話をしてみたんです。

結論:学習失敗の理由は恩恵を動機としていないから

日本はいまだに資格至上主義な空間があり、強烈な信者も沢山います。一般的な資格取得の目的は入社ですが同様の感覚でプログラミング学習を行う人のリタイア率は非常に高いのです。

僕が従業員に話した内容をまとめたものを動画にアップしました。

自身の人生に大きな影響を与える最小の行為

この動画の内容は僕が当時話した内容を再現しているので稼げる感を出していますが、本質は

自身の人生に大きな影響を与える最小の行為である事

リタイア寸前だった彼は結局見事学習カリキュラムをクリアしエンジニアとしてデビューを果たしました。

まだまだ需要が高く身につければ恩恵が大きいプログラミング学習は、入社程度の動機では頑張れないほどの難易度であると言う事を学習者自身がきちんと理解する事が何より重要です。

以降、僕はプログラミング初学者の方に必ずこの説明をする事でリタイア率を大幅に下げる事が出来ました。

もし、皆さん自身や周りにプログラミング学習をしようという方がいたら是非この内容を伝えてあげてください。

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