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【京都芸術大学】 情報レポート(評価S)全文公開

はじめに

 情報のレポート全文を公開します。
このままコピペして提出すると不可になるかもしれません。
課題内容は当時のものであり、現在の課題内容とは異なる場合があります。
ご自身でのレポート作成に、参考としてご活用ください。


課題

※各設問について800字程度で解答してください。
【設問1】

 生命情報・社会情報・機械情報のそれぞれの意味と関係性を述べてください。

【設問2】
 あなたがコンピュータを使ってこれからしてみたいと思っていることについて具体的に記述し、それに必要なハードウェア(デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレイヤー、楽器、プロジェクター、イメージスキャナ、デジタイザ、その他)、ソフトウェア(Illustrator、Photoshop、Word、Excel、その他)について述べなさい。

【設問3】
 意味内容の伝達システムとしての、マスメディアとインターネットの共通点と違いを基礎情報学の用語を使用して、それぞれ述べてください。

【設問4】
 あなた自身が考える、これからの情報社会・情報環境について述べてください。

本文

設問1の解答

 基礎情報学において情報概念は「生命情報」、「社会情報」、「機械情報」の三つに大別される。全ての情報は生命情報である。生命情報の一部が社会情報に転化し、さらに社会情報の一部が機械情報に転化する。(生命情報⊇社会情報⊇機械情報)
 生命情報とは、最も広義の情報であり「生命にとって意味(価値)をもたらすもの」を指す。人間の知覚器官により外界から取り込まれるものは単なる刺激であり、生命情報は自らの意味構造にもとづいて自己循環的に内部発生させるものを言う。生命情報そのものは個々の身体に特有で一回限りの存在である。なお、夢や幻覚といった、生命体の内部で循環的に生命情報が発生し意味構造を変容させていく現象からも分かるように、外部からの刺激は必ずしも不可欠ではない。
 社会情報とは、人間の意識が生命情報を観察し、言葉や画など人間社会で通用する記号を用いて記述することによって転化させたものを指す。人間社会で用いられるあらゆる情報は社会情報であり、狭義の情報とは社会情報である。記号によって表現された社会情報は社会的/協同体的な存在であり、その共同体の中で通用する抽象的性格を持っている。しかし、同一の協同体のなかでも記号の受け手の解釈には幅がある。
 機械情報とは、最狭義の情報であり記号そのものを指す。伝播メディアを介して、社会情報を遠方に届けたり長期間保存したりするために、文字の表す意味内容を捨像(潜在化)し一時的に記号を独立させた存在である。具体的には0/1の二値信号、狼煙などの合図、文字などがある。古くは文字を複写する筆耕、アナログIT(文字印刷、写真、レコード、映画、電信電話、ラジオ、テレビなど)、デジタルIT(コンピュータやインターネットなど)は、意味内容の捨像(潜在化)を行い、機械情報の伝達/蓄積を容易にしているといえる。

設問2の解答

 私がコンピュータを使ってこれからしてみたいと思っていることは、バーチャルYouTuberになることである。バーチャルYouTuberとはインターネットやメディアで活動する2DCGや3DCGで描画されたキャラクター(アバター)、

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