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自己紹介⑥ 特別支援学級!?

 みなさん、こんにちは!
 今日はいだちゃん先生が、教員になってどんな思いで働いていたのかについて紹介していきたいと思います。

 まだ前回の記事を読んでいない人はこちらから先に読んでみると、もっといだちゃん先生のことが知りたくなると思います。よろしくお願いします!

⒈自情学級って何?

 大学4年生の時に受けた教員採用試験は、2次試験までいきましたが不合格でした。それから4ヶ月後、今だに臨時採用の電話は来ませんでした。引っ越しの準備をしていたある日、一本の電話がかかってきました。『自情学級で臨時採用をしたいと思っていますが、いかがですか?』臨採の電話が来てホッとした部分と自情学級って何だという困惑があり、複雑な気持ちでした。しかし、教員として働ける環境をいただけたことがありがたいと思い、すぐに「よろしくお願いします。」と返事をしました。正直、自情学級がどんなところかわからなかったので調べ始め、特別支援学級の中に『知的学級』と『自情学級』があることを知りました。それから顔合わせまでは、自分に務まるのかという不安が大きくなっていきました。

⒉これがやりたかったことなのか…

 4月になり教員生活がスタートしました。教室に行くと9人の生徒が待っていました。お互い緊張の中、自己紹介をして学校が始まりました。初めての特別支援学級で驚いたことは、登校時間がバラバラで、授業に行かないことです。その時はそれぞれの状況を全然把握できていなかったため、これでいいの…と思っていました。また、教室での過ごし方の自由さにも驚きました。いだちゃん先生が想像していた学校の在り方というものが覆されたような気がしました。「もっと授業をしたい。」「もっと行事に参加したい。」そんな気持ちがどんどん募っていき、自分が目指してた教員ってこれだったのかな…と考える日々が続きました。

⒊生徒の変化と成長

 生活していくうちに、自分の中で新しい学校の在り方を教えてくれたような気がします。自分たちが学校生活していた時とは違い様々な状況を考えなければいけない難しさがあることを感じました。だからこそ、教員としてその状況を理解してあげて1人1人にあった環境を作ってあげる必要があると思いました。また、いだちゃん先生が担当した生徒の成長に嬉しさを感じていました。ある子は登校時間が早くなってきたり、ある子は学習時間も増えてきたりとこの環境だからこそその子本来の力が少しずつ発揮できるようになってきて、一緒に頑張ってよかったと思えるようになりました。この生徒の成長が教員のやりがいだと感じました。

生徒からの手紙

⒋こんな自分でも…

 3月になり卒業や異動の時期になりました。いだちゃん先生も採用試験に合格していたので、ほぼ確実に異動が決まっていました。この子達に何か伝えられたことはあったのだろうか、先生として出来たことはあったのだろうか、と思うこともたくさんありました。しかし「先生に会いに学校行こう。」「先生と出会えてよかったです。」など生徒の素直な言葉をもらい、教員やってよかったと強く実感しました。こんな自分でも誰かの力になれたと思えた、この出会いに感謝しています。また会えることを楽しみにしてます!


 今日はここまでです。長くなってごめんなさい🙇
 教員1年目で教員として学校の現状、生徒の成長とやりがいなどたくさんの経験をすることができ、この1年間はとても必要な時間だったと感じています。

 次回は、教員2年目。また新たな環境でどんな思いで働き、何を考えていたのかについて話していきたいと思います。もっと知りたい、詳しく知りたいという人は、次の記事も見ていってください!

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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