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AI教師の採用募集始まる!

AI教師

いよいよ思っていたことが始まったかと思われる方も多いのではないだろうか。こうしたタイトルが現実になる時期がchatGPTなどのAI技術によって一気に早まる予感がしてきた。

それを裏付けるもう一つの理由は、複数の県が今年から始めた教員採用募集の件。

山口県や埼玉県では特別選考枠ではあるけれど、採用試験については免許を持っていなくても採用試験を受験して、採用後の免許取得でも教員として働けるということを打ち出した。この背景には教員不足の問題がはらんでいるのだろうが、教員改革がまさにこれから始まろうとしているその1つの例にすぎないだろう。

タブレットが導入され、AIが今後世の中の主流になっていく中で、授業のある部分はAIに任せた方が効率的、人間教師は人間でしかできないことを子どもたちに教えるという時代がまさにやってくるのではないかと。

その時に、教育のノウハウを持っている民間企業と市町村教育委員会が提携して、優れたAI教師をもっている民間会社からネットを通じて教師が派遣されるということが起こってくるに違いない。
今でも、ICT支援員は市が直接採用する場合もあるが、民間の会社と委託契約を結んで派遣している例も多くあるので、民間から人材を派遣するというハードルは非常に低くなっている。経費も教員を採用するよりも下手をすれば二分の一、三分の一の経費で賄うことができるかもしれない。

教育はだれが行う?

まだ、具体的なAI教師の姿は見えないが、合成画像で作られた人物が、カリキュラムに応じて説明動画を配信したり、子どもの文字や音声、画像等を通した質問に的確に何度でも応答してくれるそんな授業風景が見られるんではないだろうか。
まさに個別最適な授業に関しては、タブレットは有効な機器だし、そこにAIが入れば個に応じた学習は可能だろう。
協働学習に関しても、協働学習にふさわしい課題をAIが提示し、子どもたちがグループで学習した内容を提出すれば、その内容に応じてもっと学習を深めるアドバイスを与えたり、Aグループの考えはいいから参考にしてもう一度深めてみようなんて言う、今まで教師が行っていた指導をAIがやるようになれば、教師は今までの教科指導者としての立場を失うかもしれない。もしかしたら、教室には指示や指導を行うAIが映る電子黒板と子どもたちが困ったときに支援するICT支援員だけっていうとんでもない授業風景が見られるかもしれない。
これによって教師はより人間しかできない授業に専念できるので、教育の質はもしかしたら深まるかもしれない。

AIが騒がれ始めた時期、シンギュラリティが話題に上がったが、まだそれはずっと先で現実味を帯びてなかったが、chatGPT(今の段階ではまだまだ情報が不確かで課題も多いが)等によるOPENAIによって間近に迫ってきた感はある。
前にも書いたと思うが、ICT支援員の必要性も、低学年を除いて必要がなくなる可能性が高まったし、ちょっと今後のAIの動きは注視していかないといけない。生き残るICT支援員になるためには何が必要か。
chatGPTに聞くと、

ICT支援員が生き残るためには、以下のことに注意する必要があります。

  1. 技術スキルの継続的な向上

  2. コミュニケーション能力の向上

  3. 問題解決能力の向上

  4. チームワーク

  5. ビジネス知識の習得

これらのスキルを向上させることで、ICT支援員は業界での生き残りを保証し、将来的な成功を収めることができます。

ときました。
今の生き残りと全く同じですが、生き残りの法則は、AIが発達しても案外同じなのかもしれない。(続く)。

★最後に教師の生き残りものせておきます。まさに人間しかできないそのことの大切さを感じさせられます。

教師の生き残り

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