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ICT支援員 大慌ての巻

誰も触ったことのないタブレット

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ICT支援員になって、もう一年が過ぎましたが、当初は大変でした。だって、このchromebookなるもの、ほとんどの人が見たことも触ったこともない機械なのだ。

前年度、情報担当の先生は研修を受けたというものの、分かったようでわからない。なんせ、ワードもない、エクセルもない、パワポもない、いったい何からやればいいのっていう感じだった。

とりあえず、アカウントを入力して、パスワードを打ち込めば起動できるように設定するところまでの作業から入る。でもこれが小学校は大変。なんせローマ字を触ったことのない小学校一年生にパスワードを入力させるのは大変。説明画面とキーボードの文字が違っていたり、あっちこちでわからないの大連発。これって最初の日誌にも書いたけど、まったく子どもの発達段階を無視した取り組みなのだ。それも、小学校1年生と中学校3年生が同じアプリを利用する。ふりがななんて当然機能としてない。最初はパニックの連続だった。

いったい何から始めたらいいか

アプリ

で、次の問題は、いったいこれで何をするのっていう話になった。考えてみると学校には、教科書があり、その教科書は子どもの発達段階に応じて理解できるような内容が書かれている。教師もそれに応じてやっていけば何とか授業は成り立つ。でも、このタブレットに関しては教科書がない。教育委員会からも何の冊子もない。とりあえず、市販のchromebookの解説本が各学校に配布される。でも、これが最初はなかなか難しい

早くから情報教育に取り組んでいた学校は、あまり問題はなかったのかもしれないが、多くの学校はでは、委員会から学校現場にほぼ丸投げの状態で始まったのが多くの実態だったろう。そこで、ICT支援員の配置となったと思うのだが。このICT支援員も最初はパニック。

ところが、ICT支援員、パソコンに少々詳しい人が配置されたことは事実だが、このchromebookについては、まだほとんどの人が初心者状態で、まさに手探りの状態から始まったのが、去年の姿だった。

でも、本当に時代は便利な時代になりました。そうです。時代はYouTubeという神様のようなものを生み出してくれていてくれたのでした。

YouTubeを検索すると、chromebookの使い方やgooleEducationについて詳しく説明してくださっている動画がいくつもありました。本当に感謝です。特に高木俊輔さんの動画は分かりやすく、随分助けられました。本当にありがとうございました。

ということで、低中学年ではジャムボードや描画アプリを使ってお絵描きや付箋をつかっての学習から始めることになった。でもここで問題発生。

その問題については次回ということで。(続く)


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