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岩国市の学校録音事件は他人事ではない

山口県岩国市の公立中学校で起こった事件。NHKニュースは次のように伝えています。

山口県岩国市の公立中学校で、生徒が置き忘れたタブレット端末のアプリに職員室での教諭どうしの会話が録音され、会話の内容を知った生徒の1人がその後、登校していないことがわかりました。
岩国市教育委員会は「子どもたちなどに不安を与え、大変申し訳ない」と陳謝しました。

GIGAにより、各学校で活用がどんどん進んでいる。また、タブレットの持ち帰りも多くなってきた。
タブレットの導入があまりにも急だったため、生徒もそうだが教員もその利用については追いついていない面が多々あると思う。
タブレットにはどんな機能があり、その機能のプラス面やマイナス面などを把握しないままどんどん今進められている。また、活用も多くなったので少し慣れも出てきて、いろんなことが雑になっている面もあるのではないかと思う。

録音機能が動いたままだということであったが、どういう機種であるのかよくわからないが、chromeなら普通に閉じればアプリは終了するはずである。
でもiPadなら画面が暗くなっていたとしてもアプリが起動したままになる。

さっき岩国市の導入機種を調べたら、ipadであった。ということは、画面が暗くなっていたのでアプリは起動していないと思ったのかもしれない。ipadにはこうした危険性があることを先生方は知っていたんだろうか。

今回の内容が詳しく報道されていないので憶測で書くのは失礼だが、こうした事件はどこでも起こりうる危険性があるし、今一度、タブレットの利用については初心に帰って気を抜かないような取り扱いが必要だなと感じた。
折角のタブレット導入が、危険性ばかりが強調されることのないように、支援員として今後先生方と話し合っていこうと思う。(続く)。

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