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理想的な授業支援ソフトとは。

校長先生から授業支援ソフトの導入を考えているのだが、何かいいものはないかと相談があった。

ネットで色々と調べてみると、どうも次の二つが良さそうだったのだがどうなんだろうか。

今回はその1つである、ミライシードについて。

ミライシード

ミライシードとはベネッセが出している授業支援ソフトで、次のような説明がある。

ミライシードは、協働学習・一斉学習・個別学習それぞれの学習場面に対応したタブレット学習用オールインワンソフトです。未来を創造する子供たちの資質・能力を育むために開発しました。
一人ひとりが思考したことを表現し合い、クラス全体での主体的・対話的な深い学びの実現をご支援します。
ミライシードを構成する各アプリケーションは、さまざまな学びのシーンに合わせてお使いいただけます。

この支援ソフトを利用すれば、学習の3つの場面、一斉学習、グループ学習、個別学習が可能ということらしい。

今南の風小中学校では、Googleの各ソフトを使って学習している。例えば、一斉学習では、先生が作成したスライドやジャムボード、ドキュメントなどの課題をクラスルームから配布したり、電子黒板で提示することによって、先生の説明を補助するという形をとっている。
グループ学習では同じように、先生が作成した課題をグループで学習できるモードで配布して、子どもたちはその課題をグループで学習するという形だ。
個別学習も同じように、先生が作成した課題をここに配布するモードで配布して、課題を提出させるという形になる。

こうしてみると、一斉学習、グループ学習は現状でも何とかできそうだが、よく見ると、どうも課題作成や配布が非常に簡単らしい。

オクリンクというモードを立ち上げると、簡単に文字や画像を使って課題が作成できる。今までの作成したファイルもPDF形式なら呼び込みが可能である。この課題をオクルボタンにもっていけばすぐに配布ができる。
子どもたちはその課題に取り組み、できた課題は同じようにオクルボタンにもっていけば課題を提出することができる。

先生画面では、今子どもがどのような学習をしているか確認できるし、課題提出状況も過愚に確認できる。また特定の子どもたちの課題を拡大表示したり、比較なども簡単にできるとのこと。

かなり使い勝手は良さそうだ。

そしてGoogleにないのが、この個別学習におけるドリル機能。ドリル学習ソフトは色々なところから販売されているが、何とAI機能がついているらしい。生徒の理解度をAIが判断して適切な問題を出してくれるらしい。実際にどんな風になるのかは試していないのでわからないが、もし、このAIが優れているものなら、まずこの子は九九が完全でないな、ちょっと九九復習してみようかなんて、学習支援員がやるような手立てをAIがやってくれることになる。これは凄いことである。教室に何人もの学習支援員がいたら、子どもたちは安心して間違うことができ、理解を深めることができる。でも実際はどうなんだろう。そこまでいっているんだろうか。

とりあえず、候補としては挙げられるのかな。

次回はMetaMoJi ClassRoomという授業支援ソフトについて書いてみようと思う。(続く)

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