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ローマ字指導やってみた①ローマ字の概念と指導計画

こんにちは。元ICT支援員で教員のぐうぽんです。

なぜか色々な教科をスキマ産業で請け負っている身分の私は、3年生総合の授業も一部担っています。

そこで1ヶ月ほど行ってきた「ローマ字学習」で、気づいた点をまとめてみようと思います。

ローマ字、なぜ学ぶ?

私の授業は基本的に概念を理解してもらうスタンスなので、「なぜローマ字学習が必要なのか」を説明しました。

駅名や道路標識、そして昨年はオリンピックの開催。
外国の人が日本の有名な場所や公共施設等を訪れる際、漢字やひらがな、カタカナだけでは多くの人が読めません。

逆に日本人が海外に出かけたとき、その国の言葉だけだと色々困りますね。

ローマ字は、読み方をアルファベットに表した言葉として、すべての国の人が読める言葉なので、ローマ字が読めると難読な地名や場所も読むことができます。

また構造が英語にも少し似ていることから、ローマ字はこれからの学習や生活に密接に関わってくると言えるんです。

初めてドリルを使った指導

ICT支援員時代、ローマ字練習は何十回、何百回と行いました。
しかしそれは「パソコン上」であり、国語の単元と関連した本格的な指導は初めてでした。

担任の先生からローマ字ドリルを渡され、まずは書き方の指導をメインに行うよう依頼されました。

改めてアルファベットの書き方を見ると、おやおや・・

私の書き順が間違っているのか、変わったのか、書き順や書き方も多少違っていましたので、これを機会に勉強し直すことにしました。

提示用ですか?ふっふっふ。

実は何年も前に作った「アルファベットの書き方」なる自作PowerPointが眠っており…

ついに日の目を見る時が来ました!!

スライドを映しながら、書き方も漢字のように空書きしたりなぞったりして定着を図りました。

ここまで本格的な指導、初めてでしたが一緒に真似て書いてくれたり、前向きに取り組んでくれたので、とても楽しかったです。

学習スタイルはドリルとChromebookの両立

指導計画も私のやり方にして良いと言われたので

”これはChromebookと連携しなきゃダメでしょーー!!”と意気込んでみました。


1時間の授業で2つの行(10文字)を学び、あ〜た行の学習が終わった時点でChromebookを使ったローマ字入力練習を組み込み、「書く」と「入力」を両立させる計画で進めました。

スマホ等ではフリックが主流ですが、まだまだパソコンではキーボードが主体。
なので、入力を通して「やっぱりローマ字は覚えないと」という隠れた学習目標を意識できれば・・と思ったのです。

詳しくは別記事にまとめますが、ドリルとChromebookの連携は結構いい相乗効果をもたらしました。

まとめ

1学期時点では清音までの学習でしたが、ローマ字の構成は概ね理解できていました。

今後単語入力や文章へと広げ、一人でも多くの子がローマ字入力に慣れてくれればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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