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82 だからパパも育児をしよう

「だからパパも育児をしよう」

たまたま家にあった「パパ向け」の育児書を複数冊読んだ。
どうやらパートナーが買ってきていたようだ。
わたし以上に子育てに悩んでいたのかもしれない、と申し訳ない気持ちになりながら読み進める。

すると複数冊にわたって同じことが書いてある。

育児をするとコミュ力やタイムマネジメントといった仕事でも役立つ能力が磨かれるらしい。
確かにそうかもしれない。
今まで関わらなかった人とも、同じ園に通うからという理由で強制的に人間関係が構築される。
送迎時にどれだけコミュ障でも、挨拶ぐらいはしなくてはならない。
そんな同調圧力が働く。
今まで関わることのなかった人間関係が強制生成される。
そのおかげで嫌でもコミュニケーション力が向上するというわけだ。

それに加えて「子ども」という不思議な生き物は全てを自分の中心に収めてしまうものだ。
理論は届かない、論理的思考は持ち合わせない愛しき存在だ。
そんな子どものことで大人は手を取られ、振り回される。
いや、振り回されることも楽しんでいる人も多いだろう。
そんな中で自分自身の時間の使い方に課題を見出し、改善を図ることで、タイムマネジメント能力を鍛えることができる。

「だからパパも育児をしよう」と。

それは間違いではないだろう。
実際に育児をしてくれる男性陣に助けられてきた。
その点感謝しているし、
その体験が男性陣に有意義であったのなら嬉しい。

ただこれらの本を読んで気になるのは、
育児から復帰した女性はどうなのか。

その能力を身につけた人材として
正当に評価されてるだろうか?

割と教員は男女平等社会だと思っているが、
男性優位な社会だと思う時も多い。

皆さんはどう思う??

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