見出し画像

キレイゴトを本気でやるから、感動が生まれ、価値が生まれる。(採用育成担当:中田)<前編>

イコン株式会社 採用広報担当です!

今回は、イコンの人材採用・育成を担当する中田にインタビューをしました。新卒でイコンに入社した中田がイコンと出会い、イコンでどのようなキャリアを歩んできたのか。その変遷や想いの変化、成長の捉え方について話をしてもらいました。

画像1

中田 幸知子(なかた さちこ)
京都出身。2010年新卒入社。店長、新店舗立ち上げなどを経験し、2019年より採用育成担当に就任。

良い意味で裏切られた、佐野の言葉。

― イコンとの出会いは?

京都の4年制大学に通っており、3回生の10月から就職活動をしていました。イコンとの出会いは年が明けて一通りの採用活動が終わって、自分の活動軸を見直していた時期でした。

― 新卒で就活をしていた時だったんですね。どうして、イコンに入社を決められたんですか?

会社説明会でのインパクトですね。「私たちはお客様に喜んでもらいたいんだ!」という想いや熱量がとにかくスゴかったのがイコンでした。また、会社説明会が終わって、お手洗いに行こうと思った時に、男性の社員の方が案内してくれたんですけど、お手洗いの入口の手前まで本当に丁寧に案内してくれたんですよね。小さなことなのかもしれないですけど、「この会社の社員の人は、本当に私たちのことをゲストだと思っているんだな」というのが垣間見えた瞬間でした。

当時、就職活動で50社くらいの会社説明会に参加したんですけど、どんな業種の企業でも、「お客様第一」を掲げられているんですが、「表面上の言葉だけでキレイゴトで、本心はどうだろう?」と思うことも多かったんです。しかし、イコンがあまりにも暑くるしくて(笑)。そして、些細なボロが出そうなところでも、しっかりとゲストのような対応をしていて、キレイゴトを本気でやろうとしている会社なのかなと感じ、それが今でも印象に残っていますね。

いま思えば、正直、生意気な学生だったと思います(笑)。面接の時も、「キレイゴトだと思っている」ということ率直に代表の佐野にも言ったんですよ。そしたら、佐野は「素敵だね、その考え方。一緒に良いお店を作って、お客様に感動してもらって成長しようよ」と言ってくれたんです。「生意気な学生だな」と思ってもいいものを「素敵だな」と受け止めてくれたところに感動した記憶があります。当時、他社の内定をいただいていたんですけど、全て断って、最終的にイコンに決めました。

画像2

ないものを生み出す、それが接客サービスの醍醐味。

― 中田さんが大切にしている価値観と合致したということですか?

はい。そこが、いちばん大切でした。当時はそこまで考えてなかったんですけど、無意識に私の中の大切にしている価値観とイコンの理念が合ったんだと思っています。「あぁ、なんか同じこと考えてるな、同じこと大切にしているな」って感じたんです。言っていることが、すごく共感できるし、理解できると言うか。ビビッときた感じですね(笑)。

「目の前の人が何をしたら喜んでもらえるんだろう」ということに、自分が向き合い、トライして、カタチにしていく喜びをアルバイトの経験からも感じていたので、それが日常的にも繰り返されて、その最先端にいられる会社は、そうそうなかったんですよね。それがイコンだったら、叶えられそうだと感じましたね。私も本気の先にある「人を想い幸せにする仕事」をしてみたいと思えたんです。

― 大学生時代のアルバイトの経験が、中田さんの価値観を作ったんですか?

そうですね。大きな影響を与えてくれたと思います。4年間、アルバイト漬けの毎日でしたね。週5、週6で、用事がなくてもアルバイト先に遊びに行くみたいな感じでした(笑)。

1つ印象的なエピソードがありまして。アルバイト先が京都にもある大手の定食屋で、食券機で買うシステムだったんですね。京都という土地柄、当然、外国の方もたくさんいらっしゃるんですよ。外国の方はもちろん食券機の使い方がわからないし、どんなメニューなのかもわからないということが多いんですね。正直、意思疎通ができないということに、スタッフのみんなが避けてしまって、バックヤードに隠れてしまうということがありました。私も最初は、そっち側の人間だったんですけれど、改めて考えてみた時に、外国からわざわざ京都に来てもらっていて、日本の思い出の一つになるかもしれないのに、手を差し伸べずに黙って何もしないのは、「仕事に誠実じゃないよな…」って思ったんです。

そこで、大学の先生や英語ができる友達に聞いて、英語の手書きのメモを作ったんですね。私は英語を話すことができないので、名札の裏にメモ入れて、外国の方が来られたらそのメモを見せる形で。少しでも不安が解消できたり、 喜んでもらえたりできればいいなと思っていたんですけど、それが周りのスタッフも「そのメモ私もください!」と広がっていきました。大きなチェーン店だったので、全体を動かすことができないにしても、この店舗だけで出来ることって何だろうと考えた結果です。「あるもので勝負するのではなく、ないものを自分たちで作っていく」ことの方が、嬉しいし、達成感もあるし、何よりそれでお客様に「ありがとう」って言ってもらえる。

「何をしたら嬉しいかな、を自分たちで考えて作って、それに対して頂けるありがとう」は、すごく重みがあって、喜びが全然違うんです。この体験は私にとって大きかったですし、社会人になってもこんな体験ができる仕事をしたいと思っていました。

― 「ありがとう」のカタチはいろいろあると思うんですけど、自分が介在することにでダイレクトに返ってくる「ありがとう」を中田さんは大切にされていたんですね。

そうですね。例えばですが、お客様の机の上に置いてある薬を見て、サッと常温のお水を持ってきて、「お薬飲まれますか?よかったらこれで飲んでください」と動けた時の「えー!すごい!」と言われた時の感覚です。小さなことですけど、サービス業として、それが最高の快感だと思うんです。

飲食サービス業への就職なんて・・・と思っていた。

― このようなアルバイトでの経験があって、飲食サービスの仕事を志望したんですか?

いえ、実は当初の就職活動では、飲食サービス業を外していたんですよ。「自分にしかできない、何かを生み出したい」という軸だったので、最初は通販会社など含めて、いろいろと就職試験を受けました。 人に喜んでもらえる、生活を豊かにする、幸せにする仕事をしたいと思って、幅広く見ていました。人にも社会にも影響を与える人物になりたかったのだと思います。

― 飲食サービス業を就職活動の軸から外していた理由はどうしてですか?

多くの大学生の方々も、何となく分かるとは思うんですけど、「大学を卒業してまで飲食サービスの仕事に就くのか」というのが一つ目の理由です。もう一つは、アルバイト先のことは好きでしたが、店長はみんなしんどそうで、「こんな働き方したいな」と思えるイメージがほとんどなかったんですね。

― 飲食サービス業の就職を避けるベスト1、2位の理由ですね(笑)。それでも、中田さんはこの仕事を選んでいるわけじゃないですか?どうしてですか?

結果的に、自分のこれまでの経験と自分の価値観がつながるイメージができたことでしょうね。他の業界を受けていても、何かがしっくりこなかったんです。それで、もう1度、原点に立ち返った時に、自分のやりたいことは話せるんですけど、その会社にとって私を採用したら何のメリットがあるのか、自分がそこでどうなりたいのか、私自身が自分の成長をカラーでイメージできていなかったんですね。

改めて飲食業も含めたサービス業を受けた時に、自然体で、自分のやりたいことがイキイキと話せたんですよ。アルバイト時代、自分の中でサービスの理想があって、そこに対する行動もしてきた自負もありましたし、私がその会社に入ってどんな力を発揮して、どう成長して、どう貢献できるかイメージができたんですね。 業界のイメージもその時の先入観でしかなくて、結局は、自分の想いと重なる会社や一緒に働く人が大切なんだと思います

後編では、中田がイコンで歩んできたキャリア。その変遷や想いの変化、成長の捉え方について迫っていきます。

イコン株式会社とは?

京都市に本社を構え、近畿・東海エリアを中心にオリジナルブランドの飲食店・テイクアウト・デリバリー・物品の通信販売などを手掛ける、「”食事”で人の幸せ」を追求するフードサービス事業を展開しています。

新卒・第二新卒採用、キャリア・中途採用、アルバイト(パートナー)など、随時、一緒に働く仲間を求めています!

画像3

■イコン採用情報
http://www.iconet.co.jp/recruit/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?