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わたしは記憶がそんなにない。

今回は3回目の投稿になります。

そして暗い内容になりますがお付き合いください。


私は今、26歳。

あまりに記憶は曖昧で順序通り覚えていない。


それには理由がある、幼少期の家庭環境だ。


東京都である親の元に生まれた。

小さい頃は、たぶんかわいがってもらえたと思う。

幼児期~小学校に上がるまでは。


毎日殴られてきた。

毎日蹴られてきた。

毎日正座させられて、食事はまともになかった。

手遊びしないように腕をあげさせられた、拷問かな?(笑)



小学校時代は、小学校が居場所だった。

母親は「顔はやめて」と言った、止めるわけでもなく助長した。

だから学校へ行っても気づかれることはない。

普通に周りと同じ過ごし方をしてきた。

恥ずかしい話、構ってもらいたくて友達の物を盗ってしまったこともあった。

構ってほしいはおかしくなっていた。

だってまた、正座と暴力を受けることになるだけだ。


言うのが遅れたが、私は長女で下に弟が2人いる。

弟は元父親のお気に入りだった。

買ってほしいといえば買い与えられ、

出かけたいところにも休日は連れて行ってもらえる。

心底うらやましかった。私にはない輝いている日常。

夏休みも弟と元父親は自由に過ごしていた。

日誌を書くのは億劫だったなぁ。

あの日誌に本当のことを書いていいのであれば、

「今日も昨日と同じく、殴られました、蹴られました、

正座をしていたら1日が終わりました。」と書きたかった。


おっと。。。話が逸れました、すみません。


いつしかそんな毎日も慣れてしまい

中学生になった、唯一は部活だったかな。

人間関係は下手になったよ、あの人のせいで。

人の顔色を窺い、難しそうなら我慢、黙る。

そうすれば私が我慢するだけで世間はうまくいくから。


人間関係の築き方もわからなくなった私は部活でもクラスでも

孤立し、友達といえるような人は一人もいない。

家も居場所ではない、学校も居場所ではない。

だからとことん甘えさせてくれる人には依存してしまう。

メンヘラというやつになっていた。


何度も死にたくなった。

鮮明に覚えているのは、母親に送ったメールだった。

当時その日も当然殴られたり、蹴られたり、ヒートアップしたら根性焼きや包丁を持って家の中を追い掛け回されたり、土下座をさせられたり、土下座で頭が地面についたときは後頭部を踏みつけられる、どういう流れか忘れたけど股間を蹴り上げられてしばらく尿をするときは痛かった。

そしてメールの内容は






「もう、死んでもいいですか?」

だった、どうしても死にたかった。

カッターを片手に、ガラケーを持ち、送った。


「死んだら悲しいです」と返信がきた気がします。


その前にも制服のネクタイをくくったり、

物を美術で使っていた彫刻刀で掘って、心を癒そうとしたり。

薬をたくさん飲んでみたり。


でも死ねなかった、本当は死にたくなかった。

こんな経験や境遇でもまだ生きてみたかった。


いまでも根性焼きは残っている。

まだ私を解放させてはくれないんだ。

その傷を持って、私は生きてみなければいけない。


そんな過去を持つから私は暗い。

見える世界は暗く、人は敵であり、人は怖いものである。

身近で血のつながっている人からの暴力は心を傷つけた。

こういう環境で育った人は、いくつになっても思い出す。

人が怖いということ、人を信用できないということ。


私は、昨今話題の「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」という言葉に救われた半面、それだけの言葉では済まされない内面があると感じる。

対人関係の障害(個人的見解であり医学的な名称ではないが)

適応障害(抑うつ状態)不安障害を抱えた。


仕事場で私がミスをしたから怒られてるのは理解している。

でも言葉が強いと怖く感じる、涙が自然と出てしまう。

あの時はあれでよかったのかと反省をして眠れなくなり、

ある時は退勤中に呼吸が浅くなり苦しくなった。

走った後の息の上がり方のように、ハァハァ…と。

動機(心拍が飛ぶような感覚)

めまい(船の上を歩いているような)

たぶん入眠障害も(寝れるまでは平均4時間)



今もし暴力や暴言で苦しめている親、やめな。

自分で後で後悔したって、謝ったって遅いんだ。

それを受けた子供はあなたのもとから旅立っても感謝なんかしない。

旅立ったではない、あなたのもとでは危険、だから逃げた。

逃げたというのも、あなたが勝ったからではない。

勘違いをしないでほしい。


大人になっても苦しめられるんだ。あなたのせいで。

罪である。



そしてもし今これを読んでくれて似たようなことを受けている子は

なにか声をどこかで上げたほうがいい。

どこかのだれか知らない人がきっと助けてくれる、読んでくれる。

あなたを迎え入れてくれる。

もちろん、私はそんな子を受け入れたい、迎えたい。

抱きしめてあげたい、きちんと心に寄り添いたい。

寄り添われなかった私はあなたの気持ちがわかるから。



この長文と私の内情や過去を読んでくださいまして

本当にありがとうございました。

どこかのだれかにこの内容が刺されば幸いです。



未経験者の私ですが、経験者の方でご指導頂ける方がおりましたら、よろしくお願いいたします。