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日曜日の、魔の時間

日曜日の夕方に書いています。
よくサザエさん現象、なんて言いますが、憂鬱な気持ちになる人が多いようです。
私も例外なくその1人です。
窓から色付いていく空を見ながら、切ないようなさみしいような、そんか気持ちで書いています。

日曜日に限らず、連休最終日など休みの終わり際は、喪失感のような、虚無感のような、なんとも形容し難い気持ちになります。
時間が過ぎていくのは止められないけど、明日が来なければいいのにな〜と思いながら、いつも布団に入ります。

時はさかのぼり、私が専門学生だった頃です。
初めて親元を離れ、一人暮らしを始めました。
学びたい分野が学べる学校が青森には無く、ライブやイベントにも足を運びやすいという付加価値付きで、青森から仙台へと拠点を移すことにしました。
引越し、一人暮らし、住んだことのない街、友人関係、勉強、バイト…私にとっては、あまりにも大きな環境の変化です。
高校で出会った仲のいい友人も、進学先を仙台に決めていて、近くに住んでいたのは不幸中の幸いでした。
しかし、環境の変換に敏感な私は、徐々に心のバランスが取れなくなっていきました。

長めのお休みに実家に帰省なんてしてしまったら、それはもう帰りたくありませんでした。
新幹線でぼろぼろ泣いてしまったり、仙台に着いてからも家族に鬼のように電話してしまったりと、そんなこともありました。
そんなこんなで、勉強に、バイトに奮闘し、背負う荷物をどんどんと増やしていった私は、それをどうおろしていいかわからなくなり、短期間ですが心療内科に通うことになりました。
それについては今は割愛します。

この頃は、月曜日が来るのが本当に嫌でした。
眠れない日もあったし、涙が出る日もありました。
日曜日×夜の組み合わせは、大変メンタルによくないと私は思います。
今は、幸い心身ともに健康体になることができたのでよかったです。健康第一。

日曜日の夕方から夜にかけて、誰しも憂鬱に感じてしまう時間に、どこか小さくても幸福を、見出せたらいいなと思います。
アイスを食べちゃうのもよし。あの人に電話するもよし。優しい音楽を子守唄にするのもよし。
でももし1人で、自分を孤独に感じて、この憂鬱と向き合っている人がいるのなら、ここにも、あなたと同じのがいるよ、と私は肩を叩きたいです。
わかるよ〜って大いに共感したいです。
自分1人だと思うと、辛いです。
大丈夫です、素知らぬ顔して案外、みんな悩みながら生きています。

読んでくれてありがとうございます。
あなたと私が、今週も穏やかに過ごせますように〜〜!

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