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岸田(この国)は、すでに終わっている3 北海道の酪農業者の苦しみがわからない政権と国民たちはもう滅びるしかない!!! 

 国会の衆議院予算委員会の中継を見ていると国会の的外れで能天気な論議には、あきれるばかりだ。原発や軍事費の増大を問題にすることには異議はないが、中国の気球を打ち落とすかどうかなどは現実が全く分かっていない頓珍漢な話としか思えない。(これについては、後で引用する田中宇さんの配信ニュースを読んでもらいたい)
 むしろ、これからの私たちの未来を象徴していると思われる「北海道の畜産業者の苦しみ」について、どの政党も取り上げていないのはどういうことなのだろうか?一昨日の民放のニュースで取り上げていたが、北海道では肥育している牛が一頭1000円で売れないそうだ。畜産農家から請け負った業者がセリにかけても1000円で買い手がつかない。なぜかというと牛を購入しても配合飼料が高すぎて、育てられないというのが実情なのだ。

22年2月14日 「経営全く成り立たない」酪農家が悲痛な訴え 牛乳余りで値上げもできず北海道では生乳廃棄も

2/14(火) 17:03配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

 牛乳余りによる生乳廃棄が深刻な問題です。酪農家らが永田町に集まり、えさ代や電気代の高騰などで廃業が相次いでいるとして、政府に対策を求めました。
 「多くの酪農家はかなり多くの負債を抱えてるんです。返すに返せない状況、やめるにやめられない状況。前にも進めない、後ろにもいけない」
 酪農家や畜産農家150人以上が永田町に集まりました。えさ代や電気代が1,5倍以上に高騰した一方で、牛乳などの商品価格は上げられず、倒産・廃業が相次いでいると悲痛な叫びが聞かれました。
 

ドリームヒル 小椋幸男 代表取締役
「えさ、肥料、ほかの資材関係、すべて上がっています。その中で乳価が上がらない。こんなの経営なんか持つはずない」
 川口牧場 川口太一さん
「こんな寒い中でも牛が生まれると、親牛が子牛を舐める、これ命の瞬間ですよ。これをいま薬殺しているんですよ、現場では」
 さらに北海道で深刻なのは、牛乳余りによる生乳の廃棄です。
 北海道広尾町で酪農を営む松枝さんの牧場では今年度、年間で500トン、1日で1トン以上生産を減らさなければいけないといいます。


 松枝牧場 松枝靖孝さん
「廃棄で1,75トン、17万円くらい。毎日です。すごく悲しいです」
松枝さんは生乳廃棄以外にも牛を30頭ほど売ったり、搾乳日数を減らしたりして対策してきました。「主な収入源である牛乳が出荷できない。借金を返すための借金をしないといけない」来月からは牛を処分すれば1頭につき15万円支給されるほか、4月からは加工用の生乳の取引価格が10円引き上げられます。
 物価高の中、農業支援や需給調整をどうするのか。政府は難しい判断を迫られています。

TBSテレビ


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