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日本が2024年までに破綻する3つの理由とその処方箋

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#少子高齢化

日本が2024年までに破綻して三流国家になる3つの理由とその処方箋

日本が2024年までに破綻して三流国家になる3つの理由とその処方箋

はじめに

バブルの時代、東京山手線内側だけの地価でアメリカ全土が買えると言われ、「Japan as No.1」ともてはやされた日本も今や昔、国民一人当たりのGDPでは世界25位となりました。
国の借金は1212兆円を超えて、国民一人当たりでは983万円(4人家族では3932万円)。この借金は毎年約40兆円増え続けています。
しかも日本は、これから世界でも未経験の少子高齢化社会を迎えようとしていま

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2060年には86歳の人口が一番多くなる

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1 日本の財政が破綻する3つの理由

① 世界でも未経験の少子高齢化が進む日本
どの国も経済が豊かになると人生の選択肢が増えて子供を産む数が減る傾向にあります。先進国の中でも、移民を受け入れていないこと、子育てへの予算配分が少ないことなどから日本の少子高齢化が一番進んでいます。

〇 少子高齢化の今後の推移

(財務省 「日本の財政関係資料」)

少子化と医療技術の進化による平均寿命の延びにより、

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国の予算を高齢者偏重から若者・少子化対策へ大胆にシフトする

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4 財政破綻を回避するための処方箋 第2章・第3章では、財政破綻が迫っているかどうか、肯定派・否定派の有識者の意見をみてきました。
 今後も特に否定派の方の意見を勉強していきたいと考えていますが、やはり日本のGDP比での借金の大きさや毎年の赤字の多さ、少子高齢化、将来的には電気自動車の普及などによる日本の産業を支えてきたメーカーの国際競争力の低下などを考えると、日本の政治・社会を”余程”大きく変え

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