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国が民に加害する。

NHKスペシャル
「一億特攻への道 隊員4000人 生と死の記録」を視聴。
一時的な戦局打開のために行われた戦術「特攻」はやがて定例の作戦となり、8ヶ月にもおよぶ。

初期の戦闘映像で息を飲むのは体当たりの正確性。
撃たれてきりもみしながら機首を米軍艦から外さない。

劣勢極める日本はアメリカの戦争、政治観を曲解。
利己的なアメリカを凌ぐのは日本人の献身的な精神性であると説き、価値観を変えていく。

「一億特攻」という言葉は
「日本は特攻をやっていればなんとかなるかもしれない」と思わせて、神鷲と讃え国民の印象を操作していたのでしょう。

多くの未公開映像を目の当たりにしてやりきれない思いで拝聴いたしました。

率直に思ったのは「国が民に加害する。」
ディープコンテンツでした。

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