見出し画像

「妄想旅行」パンガン島(9)

学生時代から良く行っているパンガンに行くことにした。サムイ島までひとっ飛び。サムイ島の港「ビックブッダ」から中型船の船で約30分。パンガンのハドリンについた。学生時代に行っていたパンガンとは全く変わってしまった。完全に観光地。昔(ほぼ30年前)は、激安のバンガローにとまり、チキンコーナーと呼ばれる舗装されていない道の交差点を起点に、サンセット側、サンライズ側に行き来したものだ。今はただのフルムーンパーティーをやるエゲツない島になってしまったので、過去にタイムトリップすることにした。
ーーーーーーー
サンセット側のバンガローを取って、昼はヌーディストビーチに行ったり、チキンコーナー近くのジャーマンベーカリーで飯を食った。サンセットはなかなか綺麗。イギリス人女子集団と行動を共にしていて、夜になるとサンライズ側のビーチの海に向かって左側の崖の上にあるバーに行って飲み食い、談笑していた。そこそこ夜遅くなると今日はブッシュパーティーがあるとの情報が入ったため、2ケツで原チャリでハドリンから20分くらいの森の中の会場に行ってみた。200人はいただろう。いわゆる「野外パーティー」の絶対的な走りだった。大体のトラベラーは、正月前後をパンガンで、その後にインドのゴアに行く流れ。僕はそこまでガッツリ休めなかったので、その流れで行くことなできなかった。一度帰国して、2月くらいにゴアに行くことにしていた。
パンガンのパーティーは相当楽しかった。気がつけば朝になっていて、朝日が眩しい中、バイクでバンガローに戻る。戻ってからも、イギリス人女子集団はひたすらウォッカを飲み続け、一服して眠気を誘ってた。
ーーーーーーーー
最近はパンガンが観光地かしてしまったため、パンガンに北はいいのもの、やはりサムイ島に宿を取ることにした。寒いをベースに翌日は、またダイビングすることに。サムイ島から1時間スピードボートに乗ると、タオ島に着く、タオ島から少しいくとこちらもジンベイサメスポットがある。
昔はパーティーに明け暮れ、今はダイビングに明け暮れるタイでの過ごし方になってきた。
そろそろタイから次の国に移動しようと思い始めた。

次に行く国、都市をどこにするか?チャウエン通りを散策しながらボーと考え始めた。とりあえず屋台でパッタイでも食うことにした。サムイからひとっ飛びでいけるところとして、シンガポールでも行こうかと思い出した。シンガポールに何があるかって、特にはない。ルールと規制だらけの「巨大な幼稚園」ってオージーの友達が表現していたことを思い出した。ま〜それでもいいや。シンガポールにとりあえず行こうと決めた。
ホテルに戻り、寝ることにしたが、妄想旅行中の僕はさらに寝ながら更なる妄想の旅に出てみようと思った。一人旅は「暇」な時間も多い。
妄想でどこに行こうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?