実録変な客 コールセンター編4

はい。コールセンターのお話。
いや、ホント色々ありすぎて!聞いて欲しくなるんだ(笑)

(「・ω・)「変な人シリーズ↓
https://note.com/ichiroiro/m/me04a5a1e41ae

お前は聞き取れるんかい!!??

お客さんに電話番号を聞く時。ベラベラベラ〜と一気にまくしたてられる事が多かった
例えば090-1234-5678だとしたら「090いっさしっはち!」みたいに聞こえる(笑)
090は聞こえるんよ。市外局番は。
嘘でしょって言われるけどこれホントだから!

聞き直したり、もう少しゆっくりって頼むと、対応してくれる人は多かったけど…たまに対応しない人がいて大変だった(・_・)

市外局番が分からない
余談。
通販のお客さんは年配の方が多く普段は市内しか電話をしないようで、自宅の市外局番を知らないという人がたまにいた。
固定電話だと7桁しかそもそもないと思っている人も多く…0から始まる番号が頭につくと言っても通じないのです(+_+)
あと、市外局番自体を知ってても住んでる都道府県名だけ言えば分かると思っている人も。”市外”だからね。同じ県内で複数あるんだよ…


いちいちキレるな

通販の受注で。

(「・ω・)「「何々のご注文でよろしいでしょうか」
客「そう!当たり前やろ!(キレ気味」

(「・ω・)「「ありがとうございます。まず、お電話番号を頂戴いたします」
客「090ベラベラベラベラ〜」聞き取れない。

(「´・ω・)「「恐れ入りますが、もう少々ゆっくりとお願い致します」
客「は?一発で分かるやろ普通に!」
いやいや、一気に言われても分からん!
なんとか電話番号を教えてもらい、

(「・ω・)「「続いてお名前をフルネームでお願い致します」
早口で言われたけどなんとか一回で聞き取り「何々様でよろしいでしょうか」
客「だから!そうだって言ってんだろ!この馬鹿が!あたしを馬鹿にするのも良い加減にしろ!」

これ、通話の最初だからね。名前なんて確認のために「何々様でよろしいでしょうか」って言っただけで、何回も聞いてないし。
この人以外にも「よろしいでしょうか」っていう疑問形が気に食わず「ちゃんと聞けよ」と言ってくる人が多かったので、「何々でらっしゃいますね」など確定的な言い方をするようにしたら怒る人が減った。


ゆっくりとは言ったけど

電話番号をベラベラまくしたてられたので、もう少しゆっくり言ってほしいとお願い。すると
「0・・・9・・・0・・・」
↑これ、数字の間3秒くらい空いてます(・_・)

ゆっくりすぎるだろ!!!!!(°Д°)オーイ!

そんでこっちは「090」と区切り毎に復唱してたんだけど、番号を聞き終わってから「あたしにはゆっくり言えと言っといて、そっちはめっちゃ早口で言うなんて頭おかしい」とかキレられた。
いや、一般的なスピードと言うか、3・4桁ずつ区切って言っただけ。それも通常の会話よりゆっくり言ってたし。

その後電話番号をまくしたてる人には3・4桁ずつ言ってほしいとお願いするようにしたら困る事が少なくなった。
もちろん、それも嫌がってまくしたて続ける奴もいたが(`ヘ´) 


超上から目線

無意識なんだろうけど、自称お客様、自称神様が世の中多い気がする。
これは接客業どれを経験しても思った。


注文してあげてもいい

通販の受注時にちょいちょい聞いた言葉。
「本当に良い物なら使ってもいいかと思って。まあ、良かったら次も買ってあげるから」
「株やってて、良い商品なら株も買ってやっても良いかなと。だから今回しか買わないから。商品は目的じゃないので」
こういうのって内心思ってても口にするもんじゃないよな。


簡潔に語れ

電話に出て早々「この商品の利点を簡潔に述べてください。はい、どうぞ」と言われた。
ウザっと思いつつ、企業がアピールしている点を伝えた。  
すると「続いて欠点を述べて。はい、どうぞ」と言われたが、別に思いつかないし企業からも当然と言うべきか、欠点なんか言われないから知らない。
が、無いとか言うと面倒そうなので「強いて言えば個人差があるという事でしょうか」と言ったら一応納得した様子。
「はー」だかなんか息?で反応された。

そして「分かりました」とだけ言って電話切りやがった。


言葉遣いよ…

言葉遣いを分かっていないのは何も若者だけじゃない。

こっちの台詞ですよ〜

「この前ご注文した人だけど」
「ご予約されるんだけど」
「ご利用なさったんだけど」
客自ら言う。

「担当の者がご連絡致します」とかこっちが言うと、「その者が連絡して来たらどうしたらいいの?」とか言う人もいて…間違っちゃいないけど、偉そうと言うか、せめて「その人」とか言わない?


お嫁さん

通販の受注ではアレルギー確認等があり、使用者が誰か確認必須だった。注文者自らが使用者とは限らないからだ。
家族の代理注文がよくあった。
※この話題としては余談だが…「あたしが注文するんだからあたしが使うに決まってるでしょ!」と言ってくる人もまあまあおった(ノ_-。)シラン

とある人に「ご使用されるのはお電話口の方ご自身でよろしいでしょうか」と尋ねたら「お嫁さ〜ん」と言われた。
答え方、頭悪ぃな…うん、まあ、義理の娘が使うのね。

困っている症状なんかについてヒアリングするのだが、こっちがお嫁さんと表現するのは違うよなぁと思い「ご使用される方はどういった症状でお困りのご様子でしょうか」と言った質問をしたら「お嫁さんが使うんじゃないから」と言われ、「お母様ご自身のご使用でしたか」→「そう言ってるじゃん。だから本人に聞かないと分かんない」ってなって…

ん?お母さんの使用?でも本人に聞く??
「あなた様のご使用という事でよろしいですか?」と確認。
「何であたしが90歳のおばあさんやねん!声で分かるやろ!お前人の事馬鹿してんのか!」と怒鳴られた。

つまり、お嫁さんというのはこの電話をして来た人自身の事で、使用者は義理の母(夫の母)。
自分でお嫁さんとか言うな!使用者は誰かって聞いたのにここでお嫁さんと名乗るな!せめて「私は嫁です」とかだろ!
あと義母が90歳なんて聞いてねぇから知らんし!( #`Д´)


よろしかったでしょうか

これよく、間違いですよ〜と話題になる?定番表現っスね!
これが正しいと思ってる人がクレーマー気質だと面倒だった。

「さっき言った内容なんだから、過去形だよね?よ・ろ・し・かっ・た・で・しょ・う・か!だよね?」
とグチグチ言われた事がある。
違うんだよ(ꐦ^^)


重複

これも本来は「ちょうふく」なんだよね。
しかし「じゅうふく」じゃないと通じないんだよ。
お年寄りだと聞き慣れない言葉を聞くと重要でない事でも「え、え?何?ちゃんと説明して」ってなるから「じゅうふく」と言っていた。

しかも最近は「じゅうふく」も辞典に載ってるので間違いでは無くなったのです(´δ`)

しかし出ました。
「なんですか?じゅうふくなんて言葉、この世にありません。ちょうふくです!」
伝わってるなら流せよと思ってしまう。


板挟み

これは本当に難しかった。お客さんの主張と上の人が言う事の板挟みになる。


板挟みになるなと言われても…

飲食店の問い合わせ代行のセンター(いろんなお店から委託され、お客さんからの予約等を代わりに受ける)にいた時。
来店時のトラブルなんかもあった様子で、酷いのだと、予約して行ったのに店が空いてないとか(_ _;)

その他諸々、電話はこちらに繋がるのでクレームもこっちが受けるし、客側の無茶な要求の場合もある。
店の不備にしても、客のわがままにしても、店からの返答を客に伝える。
それで納得できない客から「板挟みになってんじゃねーよ」と文句を言われる事がたまにあった。

なるなと言われてもそういう状況なんだから仕方ねーだろ。
仲間内との会話で「こいつ板挟みになってる。そうだよ、最低だよ。こいつが従うべきなのにさ。今文句言ってやるから待ってて」とか言ってるのが聞こえた事もあった。
何で最低なんだよ(`-´)


説明要求されるんだもん…

通販の仕事で、お客さんからクレームを受けた際にはただ謝れと上から指導された。
でもお客さんは「何でこうなったのか言え」と言う。でも上からは「言い訳するな」と怒られる。
怒られてから「申し訳ございません」とか「大変失礼致しました」とか言葉を変えつつ謝る事に徹するようにしたが、そうするとお客さんから「申し訳ございませんじゃねーんだよ。ちゃんと説明しろって言ってんだよ」と怒られる。
確認すると伝えると、何で説明できないんだとキレられる。
この件だけじゃないんだけど、電話を保留されるのが嫌な人が結構いて、保留すると戻った際にギャーギャー騒がれるからそれがまた難しかった(´Д`|||)



めちゃくちゃ気にする

こっちが悪い時もあるかもしれんけど、そんな気にする?という話。


すごく厳しい

お年寄りが多い事もあり、通常の会話よりゆっくり話せという事になっていたんだけど、とある声の感じ40代くらいのお客さん。
「お電話ありがとうございます」の時点で「あの、話すペース上げてくれます?ムカつくんですけど」

いきなりヤベー奴だなと内心(ノ´ ▽ `)ノ

その後、ペースを上げたもののまだ気に入らないのか「ペース上げろって言いましたよね?」とまた突っ込まれ話を進める。
通常会話よりも早口要求。まあ、せっかちなのは口調でわかった。

そして、これは確かにこっちが悪いんだけど、話の切り替えで「えー」と言ってしまった。
その瞬間に「あの、そのえーってのすごく腹立つのでやめてもらえます?」と怒鳴られた
そこまで怒る事か?

そして終盤。気をつけてはいたんだけど「え」と言いかけてしまった瞬間、「だから、やめろって言いましたよね?何で分からないんですか?何度も何度も言わせないでください。すごくすごく腹立つんで!」と、また怒鳴られた。
いや、そんな怒る事か???


ジューゴの話

通販でお客さんの住所の一部に「15」が入っていた。
復唱したら「15ね」と言われて、聞き間違えたかと思って更にゆっくり「15でよろしいでしょうか」と聞いた。
そしたらまた「15ね」と。
まだ聞き間違えてる?もしくはこっちの滑舌が悪い?
それで「1(いち)5(ご)でよろしいでしょうか」と聞いてみた。が、「だから15ね」
このように数字を崩して言うと嫌がると言うか、違うと言う人は多かったので悪い言い方だったかと思いつつ、この人はなんでこんなに何度も言うんだろと思って考えたら、イントネーションじゃないか?と気づいた。

この人が言ってた15は、「香炉」とか「才能」とかのイントネーション。伝わる?(笑)
自分が言う15は、「ジュース」とか「コート」のイントネーション。
それで、お客さんが言ったイントネーションで言ってみたら納得された。
えー、気になるのそ、そこ…?
住所伝わってれば良いじゃん。

ちなみに15は、10代の数で唯一、イントネーションが上記のどちらでも良い数。これは日本語のイントネーションの辞典にも載ってる
他の数はこのお客さんが言ってたイントネーションのみ正解。
しかも!屁理屈を言えば!15は自分が言ってるイントネーションのみが昔は正解だったんだよ!!!!!!!!
なんか悔しかったヽ(`Д´)ノ



言い間違いを許さない

コールセンターでは通話内容を録音してる訳だ。
それを言い間違えて「録画」と言ってしまった。
すると「音声だけなんだから、録音でしょ?何、録画って。意味分かってる?」と、5分近く説教された(°Д°)

こういうのに過敏な人、コンビニバイト時代も遭遇した。
お釣りが千何円かの時に千円札を差し出しながら「百」と言いかけて「何だよ、百円って。お前ぼったくるつもりか!」とクドクド言われた。
お前は言い間違い経験ないのか!ヽ(`Д´)ノ



こういう人達って、身近な人にはどう接してるんだろ。