ストレスが低減される家計管理システム。家計簿を見ててもお金は増えない
お金の判断回数が減りストレスが低減される家計管理システムを紹介します。1年ほど継続しましたが安定しており、家計簿管理アプリとプリペイド式クレジットカードを使えば再現できます。
お金のHowToは溢れ、調べて試して、家計簿を手直しして。楽しいけど、お金(家計簿)を見ててもお金は増えない。だから、システムに任せて人にしかできない、お金を使って楽しむ、稼ぐことに時間をかけよう。と切り替えたのがきっかけです。随分楽になりました。
後で家計簿を見て「使ってしまった」と嫌な気持ちにならない、家計簿をパッと見ただけで修正点が理解できる。そんな家計簿・管理システムを目指しました。そのためには、○○ツールの前に考え方のステップの話をする方が近道だと思う。提供されるツールのままに、カラフルな円グラフを眺めていても、分かったような気がするが何をしたらいいのか分からなかったから
①固定費を決める
毎月決まった支出のある固定費を決め、それ以外は変動費とするもの。固定費は全て家計簿アプリ上の住宅に入れる。科目は増やさない方が管理の手間が増えなくていい。出来るだけ減らす。私の場合は次のような感じ。例外は通年で個別で集計したいものがある場合は科目を分けた方が集計しやすい。
通信費が通話時間で変化したり、光熱費が冬と夏で変わったりするが、最大値付近で予算を組んでおけば超えることはなく、基本的には気にしなくても良い項目になる。
②変動費のノイズを排除する
”管理できる部分”≒自分が制御可能な領域を明確にしようというもの。年に数回のイベントや急な出費で予算が達成されない!と悩むことが多々あった。でも、それは事故のようなもので、どうしようもない。管理できる部分を愚直に守り続けることしかできない。
管理対象外になるのは、自動車関連費、税金など。5月の自動車税や車検など、月割りの家計簿には向かないため通年で管理する。税金も同様に徴収タイミングが毎月ではないので別で管理する。固定費に入れてしまってもOK。
管理対象に対して予算を決めて守る。それだけで問題ないように予算を決めておく。
③安定して持続できる仕組みを導入し、継続する
サービスやツールを活用し出来るだけ何もしなくても②を管理できる仕組みをつくること。管理をシステムに任せて楽をして長期間安定して続けられるようになることが狙い。
A. 家計簿アプリで各口座と連携(例:MoneyForword)
銀行口座とクレジットカードと各社サービス(Amazonなど)と連携して自動で家計簿をつくってくれるサービス。フリーミアム構造で、機能が限定された無料会員と、1年以上過去のデータが表示可能な他機能充実した有料会員がある。無料でもできることは多い。
②の予算に対して使いすぎているのか、そうでないのか一目でわかる。
B. プリペイド式クレジットカードで家計簿に即時反映
登録クレジットカードから都度チャージされ、使用したタイミングでスマホアプリに反映されるカードシステム。Aのマネーフォワードに登録できるため、家計簿に即時反映できる。
後からクレジットカードと重複しても、振替設定をしておけば重複してカウントされないようにできるので不自由はなく使えています。
C. 口座分配は振込予約で定期実行
楽天銀行を給与振込口座にしていできるかどうか?が一番難しいところ。会社によっては特定の銀行に限定している場合もあると思うので。
また、保育園や水道光熱費など、銀行が指定されている場合に楽天銀行が指定できない場合には振込予約で定期的に振り込むとかなり楽になる。
D.【運用方法】 妻だけお小遣い制、家計から出金したら管理は妻に任せる
管理したくない部分は現金で拠出してしまうこと。パートナーの細かい買い物をいちいち管理するのではなく、特定の範囲内でやってくれているのであれば口出ししないのがお互い快適になる。
まとめ
自分が制御できないものを制御しようとした時に悩み、疲れました。少なくとも家計簿で制御する方法は無いので、家計簿の観点では無視でいい。例えば食費を削り、日用品の購入タイミングを翌月にずらす等やり方は沢山あるが、そうしたマイクロマネジメントは負担が増えてしまい、長期間持続しない。①と②で細部は最初に整理しておき、決めたらあとは守り続けるだけ。試せる部分が一つでもあれば試してみては?
関連note
固定費削減の参考に。使用量 5~10GB/月の人のための8GB音声SIM付き1,200円/月プランを作る。
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